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アートによる地域振興を学ぶ(環太平洋大学)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2024年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
■開催日時
2024年9月19日(木)~20日(金)
■参加者
学生12名(日本人9名・留学生3名)+教員2名
■問い合わせ日
2024年4月15日(月)
■認知経路
リピート利用
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スケジュール
■1日目
9:42 直島宮浦港 着
10:00 ベネッセハウス ミュージアム鑑賞(対話型鑑賞含む)
11:15 昼食
12:00 福武財団名誉理事長によるオンライン講演
14:00 家プロジェクト鑑賞
16:15 直島島民へのインタビュー
17:00 1日の振り返り
18:00 ホテル 着
■2日目
9:30 ヴァレーギャラリー鑑賞
10:00 李禹煥美術館鑑賞(対話型鑑賞含む)
11:15 地中美術館鑑賞
13:30 昼食
14:30 宮浦ギャラリー六区鑑賞
15:15 ラップアップ
16:45 終了
プログラムの特徴
アートによる地域振興について実感を持って学ぶことができるように、島民の方へのインタビューや、福武財団の名誉理事長の講演を入れた。
テーマに対して学生1人1人が深く考え、自分なりの考えを持ってもらえるよう、滞在中は課題や発表に取り組む際もグループワークではなく個人で行ってもらった。
学生が自分の考えに気づき言語化する訓練として、美術館で2度対話型鑑賞に参加してもらった。
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参加者の反応
フィールドワークに行く前と自分が変わったと思うことは、直島への関心度と、人の前で自分の思ったことを素直に伝える力がついたこと。
島民の生の声を聞くことができた。中でも印象的であったのは「外に出てみて初めて地元の良さ・悪さが分かることがある」というお話だった。また、島民の方が非常に活き活きとされていることが印象的で、私が参加している任意団体でも、更に意欲的に地域活性化に取り組んでいこうと思った。
企画担当者からの評価
■満足度
5 / 5 点
■再利用意向
5 / 5 点
■コメント
<特に良いと思った内容>
アートを活用しての地域活性、現代アートの対話型鑑賞、「本物」に出会える時間、島の人々との対話、福武名誉理事長の直島に対する強い思い など
まとめ・考察
複数の島民の方や福武名誉理事長から話を聞くことで、よりリアルな直島の現状を知ることができた。
直島という事例を学ぶことで、地域振興の手法はハード面を改善するだけではなく、ソフト面をいかに工夫するかが大事であることに気づくことができた。
最後のラップアップでは課題について1人ずつ発表してもらったが、時間があればそこから議論し、直島の問題点やその解決策についてよりブラッシュアップできるとよかった。 (髙田)