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映画「ジョン・ウィック」を見て 殺し屋の壮絶で冷酷な復讐劇

こんにちは。今日は映画「ジョン・ウィック」について書いていきます。

この映画を一言で表すと「冷酷な復讐」です。引退した穏やかな男性が、愛する妻を殺され、冷酷に復讐をするのがとてもクールでした。

主人公を演じるキアヌ・リーブスは「この映画に人生を懸けている」と言っていました。キャラと映画に対する熱意と挑戦心がしみじみと伝わってきますね。

アクションには日本の武術、カンフー、ガン(銃)が使われ、現実と裏社会を上手く調合できていました。独自性があって面白かったです。

さて、前置きはこのくらいにして、本編に入っていきましょう。


あらすじ

かつて裏社会で凄腕の殺し屋として活動していたジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。そんな彼は引退をして、妻と穏やかに暮らしていた。
しかし、妻は病気で亡くなりジョンは生きる希望を失ってしまうが、その夜、亡き妻のプレゼントとして子犬が届けられた。その子犬は、ジョンが悲しまないようにと妻が用意したものだった。だが、ジョンの愛車を狙った若者に家を襲われ、車と子犬の命を奪われてしまい、挙句の果てにはボコボコにされてしまう。数日で大切なものを失ったジョンは復讐を決意する。

強盗の正体は、ロシアンマフィアのボスの息子が率いるグループであった。実はジョンはかつてその組織の暗殺者であり、ボスは彼の恐ろしさを知っていたので、すぐに電話で彼と取引をしようとした。だが、無言で電話を切られてしまう。息子を守るために手下にジョンの家を襲うように命令するが、全員返り討ちにされてしまう。ボスは懸賞金をかけ、ジョンの暗殺を殺し屋に掲示し、ジョンの親友である殺し屋マーカス(ウィレム・デフォー)にも声をかけた。

一方ジョンは「コンチネンタル・ホテル」に訪れる。そこで情報を得たジョンは、ボスのいるナイトクラブに単身で襲撃するが、ボスに逃げられてしまい、腹部に怪我を負ってしまう。

ホテルに戻り、治療を受けて寝ようとするが、懸賞金に目がくらみ、ホテルの掟を破った女性の殺し屋に襲撃される。だが、マーカスの助けもあり、なんとか彼女を拘束してボスの資金の場所も聞き出す。そして顔なじみの殺し屋に身柄を預けて資金が隠されている教会へ向かう。だが、顔なじみの殺し屋は女性の殺し屋に殺害され、逃げられてしまう。

ジョンは教会に隠されていた資金や情報を燃やし、ボスを襲撃するが、逆に拘束されてしまう。そしてボスは部下にジョンの殺害を命じ、場を後にするが、ジョンはマーカスに助けられて脱出する。そしてボスを追いかけ、息子の居場所を聞き出す。そしてジョンは息子を殺し、復讐を果たす。

ホテルをチェックアウトしたジョンはマーカスと話をする。が、それを女性の殺し屋に目撃され、彼女の連絡を受けたボスにマーカスは殺害されてしまう。また、これをあえてジョンに伝え、誘き出す罠を作った。後を女性の殺し屋に任せたが、彼女はホテルの掟を破ったため、オーナーのウィンストン(イアン・マクシェーン)に粛清される。また、ウィンストンはボスの行き先をジョンに教える。

ジョンは移動中のボスの車を襲撃し、彼の部下を殺してゆく。そして最後はボスとの一騎打ちとなる。激しい戦闘の末、ジョンは重傷を負いながらも彼を殺害する。ジョンは無人の動物病院で応急処置を行い、安楽死を控えた犬を連れ出し、街へと向かった。


感想

最高!
とにかくキアヌ・リーブスのスーツ姿のアクションが最高過ぎました。面白かったです。

殺し屋×復讐という設定も際立っていて、もともと冷酷な殺し屋に復讐が与えられたらこんなことになるんだな、と感じました。もし現実で狙われたら絶対に降参してしまいますね。

そして主人公のジョンとキアヌ・リーブスの境遇が似ていることもあってか、感情が切実に伝わってきました。その境遇については後で説明します。

まとめると、とにかくスタイリッシュでクールな映画でした。


見どころ

たくさんありますが、やっぱり武術と銃を組み合わせたアクションが一番の見どころです。

映画を見れば分かると思いますが、銃で撃ち、ナイフで刺し、素手で殴っています。この多種多様なアクションのおかげで全く飽きずに視聴することができました。一,二位を争うほど、ずば抜けてアクションが面白いです。

また、この映画は敵が全員殺し屋なので、リアルなプロの仕事を見ることもできます。一言、何もかもが速いです。


キアヌ・リーブスの境遇

実はキアヌ・リーブス、ジョンと同じく過去に大きな悲しみを経験していました。

「マイ・プライベート・アイダホ」で共演した親友、リバー・フェニックスを亡くし、恋人との子が流産し、さらにはその恋人も事故で亡くしてしまっていました。

<宣伝させてください> 実はリバー・フェニックスの弟はジョーカーを演じたホアキン・フェニックスです。私は以前、ジョーカーについて書いた記事がありましたので、よろしければそちらもご覧ください。お願いします。

誰もが悲しみ、絶望するような状況の中、キアヌはそれを乗り越え、トップスターになったのです。そんな彼だからこそ、「ジョン・ウィック」で似ている境遇の主人公を演じることで、感情が切実に伝わり、人々の心を掴んだのでしょう

ちなみに、キアヌは大の親日家であることでも知られています。
彼は来日時、必ずラーメン店をハシゴしていると言います。また、「やっぱりハマチは外せない」とも言っていることから、寿司もかなり好きだとハッキリ分かりますね。

また彼は、現実では主にひとりで過ごしていて、趣味のバイクで遊んだりしているそうです。かなり大人っぽく、渋さ全開ですね。かっこいいです。

最後に

今回は、最強の殺し屋が出る映画「ジョン・ウィック」について書きました。とにかく多種多様なアクションと、暗殺者×復讐という設定が面白いです。
また、キアヌ・リーブスの過去と主人公の境遇がマッチしていて、感情がしみじみと伝わってくるのが最高でした。
ぜひ見てみてください!

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最後までありがとうございました!


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