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【所謂イソップ物語】詩。

アイソポスの遺した寓話は
長年下積んだ者だけが語れる
Gemなのだ
その巧妙な伏線
なるほどゝ必ず唸らせるオチ
初めてこの國の言葉に
譯した人物は
上記- 感嘆したのはまづ間違ひない
ホメーロス型の叙事詩
を脱し
プラトン型の哲學
を脱し
その果てに見えた何か…
だから、さう生やさしいもんでもないですよ。
教訓の物語には
系譜さへある。だが何故、それは
チャールズ・ディケンズで途切れたのか。
以てして文學に
豊穣でも齎されたか、
!!分かりますかこの詩の意図。誰か氣の利いた人、古代ギリシア學の泰斗、垢抜けした
新訳を!

©都築郷士

〈兵ツワモノども歴史が已れら圧殺し無名であつた証左となる俺 郷士〉

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