Speak myself ~2.鑑定士になったのは~
算命学という占いに出会い、学んで、それだけで面白くて仕方なくて満足していた私ですが、、、
鑑定士として活動するに至った経緯をお伝えしようと思います。
学んだことを試してみたくて、家族や周りの人に次々と声をかけてしまう私、どんどん鑑定をすると思い当たる節がいくつも。これは自分について知った時もそうですし、子供や身近な家族も。自分が人の内面に興味を持っていたけど、それを文字で言葉で裏付けてくれるので気持ちよくサクサクと腑に落としてくれます。そして、人に伝えると相手の方もそう感じる様子。
私が〇〇さんは○○なので○○だと出ています、や、○○さんは○○との関係は○○な関係です、と伝えると、相手の方がご自身で「だからそうなのか」と腑に落ちる様子。自分にその光景は見えないのに不思議でした。
算命学は漢字一文字に多くの意味合いが生まれるので、伝えるのは難しいですが、これだけ腑に落ちるなら真理を突いているんだな、と。当てものではないんですよね。そして、誰でも学べば占いできる!そこがまた客観性があって好きです。
それでも、占いってなんとなく皆に受け入れてもらえる項目ではないイメージで、これで金銭を頂くのは私にとって何か違う、と長い間思っていました。物を売るみたいに必要だよね、ってなる科目では無い→お金を稼げない。
私は若い頃、営業の仕事をしてきました。いかに注文をいただくか、や、金額に対してモノやサービスを担保する行動や考えが染みついているところがあります。今はまだそういう流れだし、資本主義の中で生きている限り、お金が世の中動かしてる。そんなふわふわした精神世界にはエンタメでしかお金は払えないし、自分の鑑定に金額も付けられないって思っているところがありました。エビデンスがないことに信頼を置くことはできないって思い込んでいました。
しかし、2020年初旬にコロナのことがあり、年末に西洋占星術では風の時代に切り替わった。算命学で回っていた干支も異常干支という少し特殊な暗示のものが三年連続で続いていた、最後の年。西洋占星術を学んではいませんが、算命学を長い時間かけながら学んで知ったことは、どんな占い(命術)にも長年積み重ねてきたデータがあるということと、その理論には頷ける理由や根拠が存在すること。どれも合っていて、批判する余地がないことは理解できてきました。土(地)の時代から風の時代へ。情報を集めるほど納得がいきました。
これからは個性の時代がくる!と確信。これまで地の時代を生きてきた私たちは個性を隠してきました。個性を出すのではなくある種類のベクトル(お金、地位、名誉、学歴)でよくできる人誰だ~の競争の中で生きてきました。しかし、変わることを余儀なくされている。2020年以降、ハッキリ言って動乱期です。世の中の価値観が徐々に変化してきたことは2000年代を振り返ればよく分かります。コロナ禍以降は価値観の刷新が止まりません。体罰当たり前の部活、会社ではパワハラもセクハラも容認された時代はほんの10年ほど前なのに。それが容認されなくなり、女性の活躍できる社会が声高に叫ばれ、コンプライアンスの認知と広がり、多様性という言葉の出現、HSP、ADHAなどの認知と広がり、SDGsの台頭。視点が集団→個人に変化してきているように感じました。昔のことがとても古臭く感じてしまいます。
時間は流れている。
時代は変わっていくんだ。
そう思うと私が算命学を学んできたことにも意味があるのではないのか、誰かの役に立つのではないかと思うように。鑑定して個性を伝えてどんどん人を元気づけてみたいな、と思うようになりました。地の時代、比較優位、我慢比べ、努力と根性、そんな世の中にうんざりして心を病んでしまう人だって増えているのです。一人一人はこんなに違うんだって、算命学の鑑定をしている私は誰よりよく知っている。もっと自分を認めて、自分はこんな人なんだ、こんな部分は自分の個性、個性を輝かせたい!そう思える世の中に私も寄与できるかもしれない。
そう思ったんです。
エビデンスを気にしていた自分が小さく思えました。どうでもいい。数千年前から受け継がれてきて存在するんだから、これほどのエビデンス他に無いでしょ。
お読みいただきありがとうございます。