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朝ドラ「虎に翼」に思ふこと

こんにちは!
この四月から始まった朝ドラを楽しく拝見しています。
歴史から見ても分かりますが、法律の世界だけでなく、社会って男性中心に作られてきましたよね。男女雇用機会均等法が成立したのは1997~98年頃だったかな~(確か)

 自分のこれまでの思想の軸としてフェミニストっぽいところがあります。
同じ人間として生まれながら、身体的に持っている機能が違うだけで男性と違う扱いやレッテルがあることに意識を向ける自分。
社会で設けられたみえない枠の多い事。
それに抗いたい気持ち、現実変わってほしい思いが小さい灯となって内面に存在しています。

 寅ちゃんの時代は今よりも遥かにその制約が多い時代ですが、その時代から少しでも、小さくても闘ってくれる女性がいたから、そんな女性が増えてきてくれたから今があるんだと強く思います。それまでは男性が中心に社会を回し、その補佐的な家の事は子育て、裏方を女性が支えてきた構図。ドラマの中でも寅ちゃんのお母さんやお兄さんに嫁いできたお嫁さんの姿からも感じられます。
 私も男性中心の社会でお仕事をしていた経験があるので、想像するに本当に多くの女性が大変な思いをされてきたのだなぁとドラマをみていて思います。それでも小さく小さく権利の主張を積み重ねてきて、女性も選挙権を持つようになったり、雇用に差異を持たせてはならないようになったりと変わってきてくれた。今「女性が活躍する社会」と声高に言われていますが、この状況にまでこられたのは先輩女性たちのお陰様ですね。小さく積み重ねられた、女性の権利の主張がなければ今のような状況にはなってなかったかも知れません。

 算命学の十大主星という人の内面の性情を表す星があるのですが、女性が見えないところで人を支えている姿をみると司禄(しろく)星という星を思い浮かべます。優しく細やかな気遣いができる星です。蓄積の星ですので、知識も、経験も、お金もなんでも長い時間小さく積み上げることで安定を勝ち取ります。最も無理なく安定していて常識的とも言われます。小さな貯蓄も得意なので、財運の星でもあります。正妻の星、女性の星と位置付けられていますが、星に男女の違いはありませんので、男性の方もこの星を持つ方は沢山いらっしゃいます。気遣いができる優しい。
 算命学は古い学問ですので、星が意味する役割や位置づけを持っていますが、時代論から見ると表現が古く感じられたり、固定観念そのものになってしまわないかと思ったり、今の自由な社会と合わないように感じる時もあります。それでも、今に残りここまで語り継がれるのには、ここ百年くらいの出来事をフォーカスしただけでは語れない何千年の知恵が入っているからなのでしょう。

 話を戻しますが、今自分が社会に何か小さくても影響を及ぼせるのだとしたら、未来に生きていく人たちがより生きやすい社会になっていってほしいと願います。
そのために自分の命の時間を使って動きたい!と思っています。
 私は算命学を伝えることで、人の持った個性を知ってもらい、人がより生きやすく生きるとは、ということを一緒に考えたり伝えた方の背中を押していきたいんです。

 今日は完全に女性目線のお話になってしまいましたが、男性の方を否定しているではなくて、女性も男性と同じように輝きながら生きたほうが社会全体がもっと明るく幸せが溢れると信じています。

今日もお読みくださりありがとうございました。



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