【20代NPO経営者の成長日記】大学院に合格しました!partⅡ—残り6年半の20代をどう過ごすか—
あなたが人生を通して大切にしていることは何ですか?
こんにちは!一般社団法人COAs 代表理事の高木です。現在、私は立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科に4年生として在籍しています。そして先日、大学院コミュニティ福祉学研究科から合格をいただき、来年から大学院生になることが決まりました!この記事はpartⅠの続編です!まずはpartⅠからぜひお読みください!
partⅠでは、私の研究テーマ『若者のライフキャリア探索において、コミュニティ・エンパワメントの観点から、どのようなコミュニティとの接続が支援的であるかの検討』を中心に研究への想いを心ゆくまで綴りました。なので、partⅡでは、私自身のライフキャリア、特に残り6年半の20代をどのように過ごそうと考えているかを語りたいと思います。
20代で1番大切なこと
持論なのであまり他人には言わないのですが、私は20代のライフキャリアを歩む上で「絶対に守りたいポリシー」を持っています。それは、「自分の世界を狭めないこと」です。「視野を広げよう!」「世界を広く知ろう!」と一般的には “広くすること” が重視されますが、私にとっては「広さを意識しすぎる」ことには少し危うさがあると感じています。なぜなら、「自分の世界は広くなった!」と一度感じてしまうと、その広さに安心してしまい、さらに新しい窓を探そうとする心が鈍くなってしまうかもしれないからです。視野を広げること自体は素晴らしいことですが、「もうこれで十分だ」と思い込むことで、見えている窓の先にある新しい窓を見逃してしまう可能性があるのです。
特に20代というのは、自分の生き方や価値観を模索する段階であり、固定観念を持たずに挑戦できる貴重な時期です。例えば、広がった視野を「次々と開いた窓」にたとえるなら、20代はまだその窓がどこにあるのかすらわからない状態です。そのため、常に「まだ他にも窓がある」と意識し続けることが、広い視野を保ちながら新しいチャンスを見出していくために大切だと思います。
自分の世界が「広くなった」と実感した時点で、これまで見つけた窓に満足してしまい、「もう新しい窓はない」と思い込んでしまう危険があります。しかし、20代のうちにどれだけ窓を開き続けられるか、そしてその窓から見える景色を楽しみながら多様な経験を積むかが、将来の選択肢の幅を広げる基盤になっていくはずです。だからこそ、私は意識的に「自分の世界はまだまだ狭いんだ」と認識し続けることが、今の自分にとっては何よりも重要だと感じています。このメタ認知があることで、新しい窓を探し続ける心を保ち、経験の幅を広げることができるのです。
人は年齢を重ねるにつれて、無意識のうちに自分の知っている小さな世界で生きてしまいがちです。しかし、私が目指しているのは、今ある窓に満足せず、さらに別の窓を探し続ける姿勢です。意識的に「狭くならないこと」を追い求め、広い世界に目を向け続けることで、常に新しい視点や可能性を見出し続け、心の窓を開き続けたいと考えています。
人生の土台を築く20代のライフキャリアプラン
では、「自分の世界を狭めないこと」というポリシーのもと、私が20代でどのようなライフキャリアプランを考えているかについて書いていこうと思います。前述した通り、私は20代を「人生の土台を築く期間」だと捉えています。最近は、学生起業家(私もその一人かもしれませんが)などを中心に若いうちから大きな成果を求めるトレンドがありますが、これからの「人生100年時代」を豊かに過ごしていくには、さまざまな想定外に対応できるしっかりとした基盤が必要だと思うのです。
そのため、短期的な成果や報酬に振り回されるのではなく、長期的なビジョンと大切にしたい価値観を軸に一歩一歩着実に歩むことが重要だと感じています。つまり、20代のうちは「成果を追い求める」よりも「自分の世界を狭めないこと」を優先すべきだという考えです。前置きがなが~くなりました!(笑)では、私が考えている20代のライフキャリアプランを、「働き方・学習(研究)・余暇・家族」という4つの観点から整理していきたいと思います!
20代の働き方
私は20代のうちの働き方を「3・2・1」にしていきたいと考えています!…これだけだと意味不明のカウントダウンに聞こえますね(笑)「3・2・1」とは、1週間のうち、A社で3日、B社で2日、C社で1日働くという、3つの異なる仕事を組み合わせた複業スタイルです。この働き方にすることで、特定の職場や業種に縛られず、広い視野と柔軟なキャリアパスを保てると感じています。
具体的には、3日=COAsなどのNPOでの仕事(ライフワーク)、2日=生活を支えるための仕事(ライスワーク)、1日=映画館など自分の好きな場所で働く仕事(ライクワーク)という組み合わせが理想です。この「3・2・1」によって、異なる業界や職種での経験を同時に積むことができ、日々多角的に学びながら、自分の可能性を多方面で育むことができます。また、もし想定外の変化が起こっても、働く場所が分散しているため臨機応変に対応しやすいです。
この働き方が私のポリシーである「世界を狭めない」ための最もバランスの良い方法だと思っています。最近、同世代の友人と話していると、未来が見えづらくなっている今の時代でも、家族や周りからの影響で「大企業志向」や「正社員志向」に向かうことを余儀なくされている人が少なくありません。私は、どの働き方にも価値があると思いますが、もし周囲の抑圧が原因で悩んでいるなら、一歩外に飛び出して自分らしいキャリアを模索してみてもいいのではないかと思います。私はそんな一歩を踏み出したい同世代の若者たちが自分の意志で働き方を選べるよう応援したいです。
20代の学習(研究)
研究としては、24歳と25歳は大学院に行くことになったので、修士を取得できるよう一歩ずつ積み重ねていきたいと思います。問題は大学院を卒業した26歳以降ですよね…。正直、私も見えていません(笑)ただ、partⅠでも書いたように、私にとって研究は生涯を通じたライフワークなので、何かしらの形で研究活動とその成果を発信することは続けていきたいと思います。さらに、それがお仕事になったらいいな~とも考えています!1つの夢として、大学(特に出身の立教)で講師をしてみたいと考えているので、研究活動を続けていくうちにそのようなお仕事に繋がったら嬉しいです。
20代の余暇
私の余暇=趣味は、エンターテイメントを感じられることが好きなので、映画館に行ったり、ミュージカルを観たりすることが多いです。あとは、出張のついでにその土地の名所に行ったり、美味しいものを食べたりすることも好きです。と言うと、アウトドア派だと思われがちですが、少年ジャンプは毎週購読していますし、一日中Netflixでアニメを観たりもします。とにかく、アウトドアやインドア問わずワクワクしたり感情が動かされることが好きなんだと思います。ただ、私は仕事も余暇や趣味の延長にあったりするので、週に1日でも全休があれば十分です。なので、3・2・1で働いて、残り1でエンタメを補充するっていうイメージですかね(笑)
20代の家族
家族について…。これが一番分かりません(笑)もともと結婚や子育てについては、人生の流れに身を任そう主義で、計画的に考えない性分です。ただ今は、25歳には実家を出て、20代のうちに結婚→第一子誕生まであるかな~と直感的に考えています(これも直感ですが笑)まだまだ計画的ではありませんが、以前からの変化でいうと、人生を共有するパートナーと出会うって素敵だと最近感じるようになったので、30代前半頃までに結婚はしたいなと考えています!
こんな感じで今回は私自身のライフキャリアについて書いてみました。書いているうちに、自分自身も言語化することで自己内省に繋がったので、皆さんも働き方・学習(研究)・余暇・家族で実際に書いてみるのオススメです!あと、3・2・1の働き方も気に入ったらぜひパクってください(笑)
長くなりましたが、結局私は、大好きな仲間たちと、色々ワクワクすることを一生やっていたいんです。まだまだ実現可能性が低い目標もありますが、まぁ、20代なんでね(笑)なんでも出来ると思ってます。なんでも出来るうちにやりたいことはやっておきたいとも思います。大切な仲間と、そしてこれを読んでくれているあなたと一緒に。
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