仕事に必要なのは、「話し方」より「答え方」
購入理由
お客様の質問や普段の質問への答え方がずれているのではないかという問題意識がある同僚と話をしていて、答え方にもっと詳しくなりたく購入を決めました。
簡単な内容
あとがきにも、『この本は、国語の教科書です』と書いてあったのですが、正しくで答え方の教科書的な本かと思います。
この本にのっている41のルールと80問の質問に対する答え方を、繰り返し繰り返し見れば答え方の基礎力が上がること間違いなし。
質問と答えが噛み合わないということ
色んな方に質問をする中で、たまにこういうことがあります。
・質問に対しての答えと違う答えが返ってくる
・質問に対して微妙にすり替えたような答えが返ってくる
凄く違和感を感じてしまうのですが、
お客様だと指摘するのが少しはばかられる。
同僚とかですと、この答え方はおかしいですよという言語化が少しめんどくさくてそのままになってしまうことが多いです。
この違和感を無くすための解決法のヒントがこの本に少し載ってました。
こういった答え方をする方は、なぜ?なぜ?と質問もすることが多いらしくてその時の対処法として、
①かみ合わない⇒どうなったら納得するか聞いてみる
というのがあるみたいです。確かに、心当たりある方はそういう傾向があるので今度から心がけてみます。
次に、かみ合わない答えのすり合わせ的な所で
②いったん立ち止まって、言葉の定義を確認してみる
これに関しては、かみ合わない方だけではなくて、何人かで施策を考えている時に違和感を感じた時もやるべき内容だなと思います。
この施策で改善したいことは何なのか?
この施策のターゲットはどういう方なのか?
この言葉の定義はどう捉えているか?
みたいな話をすると、お互いのズレに気づきますのでおすすめですね。
③2つの立場の対立⇒『いつ、どこで、誰が』のズレを探す
これは2番目と似ていると思いますが、上記のズレを正すことでぶつかっていた意見が意外と似通っていたことに気づいたりしますね。
これを考えると問題を小分けにできるので、この部分では妥協できるなとかが見えてくる感じです。
➃質問の形を変えてみる
かみ合わない方と多く時間を持てるなら、質問の形を変えて議論してみることで噛み合わなかった背景が徐々に見えてくることもありますね。
この4パターンを試せば大体かみ合わなさの解消は出来るのではないでしょうか。
ただ、最初からかみ合わせて欲しいよなと。
まとめ
自分で質問に対しての答え方が、かみ合ってないなという問題意識を持っている方は、やはり訓練が必要そう。
・焦点に上がっている言葉を皆がどういう風に捉えているか思考してみる
・相手のことをなるべく知る努力をする
・問題を小分けに考えてみる
など自分で出来ることをまずはやっていくと徐々に解消してくるでしょう。自分もまだまだなので、上記の事を実践していきたいですね。
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