自由とは無法ではなく己のルールで生きること!
外回りの仕事で一番困るのがトイレです。だから、コンビニや公園のトイレはだいたい頭に入っている。そんなある日、ある公園のトイレに寄ったのですが、その公園は夕方になると毎日カラスに餌をあげてるおばちゃんがいる。
夕暮れになるとカラスも覚えているのか、その公園に集まってくる。スズメなら可愛いけどカラスの大群は怖いを越えて異様な感じがする。因みに、一見可愛く見えるスズメもよく見ると茶髪のオールバックでヤンキー風で怖いと思うのは僕だけですか?
参考にこちら!
話が反れましたので戻します。自転車を押して歩いてくるおばちゃんのカゴやサドル、荷台には数羽のカラスがとまり、頭上には数十羽のカラスが飛びかい、電線にも何羽か待機している。まるで魔女のような感じで公園に入ってくる。
頭上のイメージ図
電線のイメージ図
餌は決まってパンの耳。その日もパンの耳を撒きながら公園を練り歩いていた。近所の人も迷惑そうに見てるが、気にする様子もなく撒き続ける。まさに傍若無人(ぼうじゃくぶじん)、公園は無法状態。
僕は早々にトイレを済まし帰ろうとした時、アフロ風の髪型で背の低い小太りな近所のおばさんらしき人がパン撒きおばちゃんに注意し出した。
パン撒きおばちゃんは空返事しながらパンを撒き続け、その様に怒る小太りおばさん。怒っているおばさんの周りや頭上はカラスだらけ。その中で怒り続ける小太りおばさんは凄いなと思って見ていた、その時、小太りおばさんの頭にカラスが一羽とまった!
Σ(꒪ȏ꒪)疑いもなく休む感じでカラスがおばさんの頭の上に!
イメージ図、こんな感じです。
カラスがとまって一拍置いてからカラスが羽を広げた。その瞬間、僕と目が合った。正確には目が合ったように感じただけで小太りおばさんは虚空を見るともなく見るように目をかっぴらいて、今自分の身に何が起きているのか理解出来ない表情だったが、その様はまるでデビルマンに出てきたシレーヌが獲物を狙うように妖艶で威圧的に見えた。
シレーヌのイメージ図
ほんの一・二秒だったと思うが、永遠にも思える時間を経て小太りおばさんは首がめり込むように肩をすくめ震える声で言った。
「怖いぃぃぃぃ、痛いぃぃぃぃ」
:(´◦ω◦`):
その様を直視してる僕も怖いぃぃぃぃwww
鳥が頭の上にとまったら確かに怖いwおまけにカギヅメだから痛いよねwww
「怖いぃぃぃぃ、痛いぃぃぃぃ」を繰り返し僕をガン見しながら訴えてくる。
(;°ロ°)何故、ずっと僕に訴えかけてくるのwww
助けようと近ずきカラスを追い払うとカラスは飛び立ったが、鳥が飛ぶ時って足で地面を蹴るように体重かけるから、飛び立つ瞬間、小太りおばさんの首が更にめり込み身長が縮んだ気がした。
パン撒きおばちゃんはしれっと居なくなるし、小太りおばさんは両手で頭を抑え放心状態で突っ立てるしw僕は僕でパンをついばむカラスの群れの中でどうしたらいい分からず怯えてるし、何だ、この状況w
イメージ図
結局、日が暮れカラスが去るのを小太りおばさんと僕二人立ち尽くした男バルスでした。
来世はトイレだけ行けますように。
(。-人-。)
音声配信スタエフでジャンクという名前でひっそりこっそりやってます。よかったら寄ってくださいな。
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