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NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』レビュー

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NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』レビューをまとめました。
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北条泰時邸跡、令和ではオシャレグッズ屋に!鎌倉御家人になれる(?)アイテムも大集合。鎌倉市『侍気分』に行ってきた!

2022年12月29日、鎌倉市を訪れたレポートの第2弾になります。 前回のレポートはこちら↓ ちなみに、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のレビューもしていましたので、ぜひ読んでみてくださいね~!↓ さてさて、今回訪れたのは、なんと北条泰時邸跡!「俺達の泰時」ですよ!! 一応、『鎌倉殿』を見てない人にも説明するとですね……鎌倉時代、幕府の初代執権である北条時政を祖父に、そして二代目執権の北条義時を父に持つ、鎌倉の武士です。 1221年、幕府と朝廷の大きな戦となった「

頼朝、最後の野望。「蒲殿カンケーねーだろw」で善児死の闇。第24回「変わらぬ人」見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第24回の感想です。 前回の感想はこちら↓ (※以下、ネタバレ注意) えぇと……今週もまた地獄のような展開が続いています。大丈夫でしょうか視聴者のみなさん、ついて来れてる?? 「もう源平合戦終わったんやろ!平和な日はいつになったら来るんだ!!」 って嘆かれてる方もいるかもしれないですけど。まぁ、「平和=みんな頭にパステルカラーのお花を咲かせた状態」ってわけにもいきませんから。たぶん今の世の中でもそう。少なくとも「兵士と兵士とが戦わな

実朝の言葉が和田氏滅亡の引き金に?小四郎はどこまで非情なのか。第41回「義盛、お前に罪はない」見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第41回の感想です。 前回の感想はこちら↓ (※以下、ネタバレ注意) 史実と違って何が悪い!w大河の華に相応しい興奮の合戦シーンが展開 気付けば9月も10月も終わってまして、5週分もすっとばして『鎌倉殿』レビューをやっていきます。その間、「小四郎の父・時政の追放」、「小四郎の更なるブラック化」、そして「泉親衡なる謎の人物(ドラマ内では、その正体は源仲章)による義時暗殺計画」などいろいろなことが起きていました。 もうね、毎回毎回エグイ

まさかの筋肉祭り!義時と政子の政治バトル勃発にも戦々恐々。第42回「夢のゆくえ」見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第42回の感想です。 前回の感想はこちら↓ (※以下、ネタバレ注意) 癒し系弟・トキューサもブラック化?哀しい物語のはずなのに筋肉がすべてもっていく…… 実朝(柿澤勇人)の忠臣であり、親友でもあった和田義盛(横田栄司)とその一族の命が奪われた41回に続き、42回では実朝が抱いた夢であった唐船の造船計画が、北条義時(小栗旬)によって台無しにされてしまいました。 これだけ書くと、ほんと酷い叔父なんですけどね、義時。友のみならず、夢まで奪

義時100%闇落ち。“曽我兄弟の仇討”と真逆の展開に恐怖。トウちゃん返せよ仲章!第43・44回見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第43回、44回の感想です。 前回の感想はこちら↓ (※以下、ネタバレ注意) 「実朝暗殺」秒読み……が、公暁の真の狙いは義時!? ワタクシごとながら、たまたま今日、23回の「狩りと獲物」を録画で見返してまして。 うわー、梶原も比企も仁田も畠山も和田もみんな生きてるわー。時政のパパも髪フサフサしてるし、頼朝も蒲殿も生きてる。泰時も頼家も「成長著しい」なんてテロップ出てウケるわー。このころが一番賑やかだったかもね、鎌倉は……なんて思って見

義村流「処世の術」、まさかの伏線回収。“世代交代劇”のやり直しに震える。第45回「八幡宮の階段」見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第45回の感想です。 前回の感想はこちら↓ (※以下、ネタバレ注意) 「天命」に従った実朝。義村流「処世の術」もまさかの伏線回収 「天命に逆らうな……」 また出てきましたね、大竹しのぶさんの歩き巫女。まさに怪演だったわけですが、まさかあの言葉を受け入れて、抵抗も無く公暁にブッスリやられちゃうとは。前回、泰時から受け取っていた小刀もポポーイと捨てちゃいましたし。「太郎のわがまま」とは何だったのか……。 ただ実朝、公暁が出てくる前から何

尼将軍・政子、『東京リベ〇ジャーズ』ばりの大演説!義時、最期の日まであと1話。第46・47回見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第46・47回の感想です。 前回の感想はこちら↓ (※以下、ネタバレ注意) “尼将軍”政子の覚醒。妹、弟を救うためにおいしいところ全部もっていきやがるw 第46回は4代目鎌倉殿こと三寅を鎌倉に迎え、政子が「尼将軍」として台頭する物語が展開しました。そして47回、いよいよ承久の乱を目前にして、歴史にも名高い「大演説」が繰り広げられるわけですが。 46・47と、どちらも共通するところは、政子が覚醒し、妹・実衣と弟・義時を救う物語が展開して

義時と政子の「13人」認識のズレに鳥肌。2周目はまったく別の物語に。最終回「報いの時」見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』最終回の感想です。 前回の感想はこちら↓ 『鎌倉殿の13人』、最終回からもう1週間以上経ちつつも、いまだに僕の周りでは「鎌倉殿ロス」を嘆く声が多い感じですが、これをご覧になってる皆様もいかがでしょうか…… 義経の正室役を務めた三浦透子さんのフォローから始まったこの中途半端な『鎌倉殿』レビューも、いよいよ最終回。これを書くと僕の中でも本当の意味で『鎌倉殿』が終わっちゃうんじゃないかという気がして、「何書こう、何書こう」と考えながらなかなか書

政子はなぜ義時を“××した”のか。「頼家の仇だから」とかミスリードしてない?4つのステージから考察【鎌倉殿の13人】

昨日、またNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』関連の動画をYoutubeで漁ってたら、たまたま2022年5月の岡田斗司夫さんの解説動画を見つけちゃったんですけど。 (※以下、ネタバレ注意) 「まさかだけど、感動しちゃってないよね??? ま、大衆向けドラマしか見ない人には、三谷作品の奥深さは理解できないね~。」 だなんてめちゃめちゃ煽るようなムカつくタイトル付いてましたけどw 内容はさすが岡田斗司夫さん。しっかりドラマの考察されてて、たぶんドラマを録画で1回だけ見てすぐ消