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バリアフリークイズ!洗面所の水栓金具、使いやすさの秘密とは?

みなさん、こんにちは!今日は、身近なところにあるバリアフリーについて、クイズを交えながら楽しく学んでいきましょう。普段何気なく使っている洗面所の水栓金具(すいせんかなぐ)にも、実は大切な工夫が隠されているんです。その秘密、一緒に探ってみませんか?

クイズタイム!

それでは、さっそくクイズです!

問題:洗面器・手洗器の水栓金具は、[   ]式などの操作が容易なものとする。

さて、[   ]に入る言葉は何でしょうか?ヒントは、「手で簡単に動かせるもの」です。考えてみてください!

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答えは…レバーでした!

どうでしたか?正解できましたか?

なぜレバー式なの?

では、なぜレバー式の水栓金具が推奨されているのでしょうか?その理由は、握力の弱い人でも使いやすいようにするためなんです。

私たちの周りには、お年寄りや小さな子ども、怪我をしている人など、様々な人がいます。中には、手の力が弱かったり、細かい動きが難しかったりする人もいるでしょう。そんな時、レバー式の水栓金具なら、少しの力で簡単に操作できるんです。

例えば、手のひらや腕を使って押し下げるだけで水を出せたり、指先で軽く持ち上げるだけで水を止められたりします。これなら、握力が弱くても、指が曲がりにくくても、安心して使えますよね。

世界の取り組み

実は、このような配慮は日本だけでなく、世界中で行われています。例えばアメリカでは、1990年に制定された障害を持つアメリカ人法(ADA)により、公共の場所でのバリアフリー化が進められてきました。

ヨーロッパでも、EU指令によってバリアフリー基準が設けられ、多くの国々が積極的に取り組んでいます。水栓金具に限らず、ドアの取っ手や電気のスイッチなど、誰もが使いやすいデザインを「ユニバーサルデザイン」と呼び、世界中で広がっているんです。

このように、バリアフリーやユニバーサルデザインは、特別な人のためだけのものではありません。みんなが快適に、そして安全に暮らせる社会を作るための、大切な考え方なのです。

身の回りにあるバリアフリーの工夫、これからは少し意識して見てみませんか?きっと、今まで気づかなかった優しさを発見できるはずです。そして、もし自分が新しいものをデザインしたり、何かを改善したりする機会があれば、「誰もが使いやすいか」を考えてみてください。そうすることで、少しずつ、でも確実に、世の中はもっと住みやすくなっていくはずです。

みなさんも、バリアフリー社会の担い手として、いろいろなアイデアを考えてみてくださいね!

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注:この記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持ってもらうことを主目的としているため、基準を少し編集しています。正確な情報は国土交通省(日本)や各国専門機関HPで確認して下さい。

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