ビールってなんなの?に答える

昨日の続き

日本の法律とビールの多様性

ビールって聞くとどんなお酒を思い浮かべる?
黄金色で泡がモコモコっていうのが一般的かな?黒ビールなんかも聞いたことない?

大きく言えば「麦芽とホップを原料に醸造したアルコール飲料」ですかね。

一方で、日本の法律「酒税法」ではビールはこのように書かれているよ。

・酒税法第3条第12号
次に掲げる酒類でアルコール分が20度未満のものをいう。
イ 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの
ロ 麦芽、ホップ、水及び麦その他政令で定める物品を原料として発酵させたもの(※)
ハ イまたはロに掲げる酒類にホップ又は政令で定める物品を原料として発酵させたもの(※)
※ その原料中麦芽の重量がホップ及び水以外の原料の合計の100分の50以上のものであり、かつ、その原料中政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の100分の5を超えないものに限る

酒税法では酒類は「アルコール分1度以上の飲料」と定められているよ。

ノンアルコール飲料や最近ではビアリーなんかはお酒ではないということになるね。海外を見渡せばアルコール20度を超えるビールもあるよ。これらは日本の酒税法ではビールではないということになるよ。

ビールの範囲は幅広い!?

最古のビール醸造の記録が残る紀元前3000年頃のメソポタミアでも、今のビールも麦芽を使った飲料なんだ。

フルーツを漬け込んだものや、ホップをふんだんに使って香り豊かにしたもの、そしておじさんが大好きな木樽で熟成したアルコール度数が高いものなど、今の日本の主流の「キレとのどごし」みたいな一般的なイメージからかけ離れたものもあって一概には言えないことが多いよ。

でも、こんなに幅広く自由な飲み物であるということをわかるとビールってとっても楽しくなるよ。

結局・・・

すっごいまとまりがないけれど、ビールは多様なので一言でこれと言い表せないということはすっごい難しいということになるね。(ゴールのない記事ですまんねw)

文脈によって日本の法律上のビールなのか、外国なども含めたビールなのか判断してもらうといいかも。

だってこんなに自由な飲み物なので。


※この本がめっちゃ参考になります。ぜひ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?