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織田信秀の居城「末森城跡」
覚王山散歩。
今日は、大河ドラマ「麒麟がくる」で登場する末森城跡を散歩した。
場所は、覚王山と本山の中間にあり、小高い小山が末森城跡である。今は城山八幡宮があり、城の面影は、空堀が残っているくらいだ。
天文17年(1548年)、東山丘陵の末端に織田信秀が築城した。
三河国松平氏や駿河国今川氏などの侵攻に備えてのもので、実弟織田信光が守る守山城と合わせて東方防御線を構成したものである。
信秀は、これまでの居城であった古渡城を放棄し、末森城を居城とした。
南に参道があり、急な石段を登ると城山八幡宮の駐車場に出る。
参道の途中にある橋。
頂上の広い平坦地、ここが実は本丸の跡。
その北側に八幡宮の山門があり本殿が建っている。
山門
本殿
駐車場の脇には「末森城跡」の石碑が建てられていた。
駐車場の東に緩やかや参道があり、車で登ることができる。少し降りると右側に広い平坦な地があるがここが二の丸跡。
二の丸の南側には、元愛知学院大学の大学院として使われていた昭和熟堂の古建築が残る。
今は使われておらず、閉鎖中。傷んではいるが、耐震補強をしてリニューアルしてほしい。作家城山三郎の記念館にするというプランも良い。城山の苗字は、この地の名前に由来する。
末森城の面影が残るのは、周りを囲む空堀にある。
本丸東の空堀。
南側の空堀跡。
看板。ここには、末盛城とある。どちらも正しいようだ。
古地図。(城郭図)
名古屋市内にある城跡、まだ行かれてない方はぜひ。
ゆっくり散策しながら、歴史の舞台に想いを馳せること。
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