スタートダッシュのすすめ #7
こんにちは!ばろちまるです。
今回は,行動を起こすことの大切さをこれまでとは違う側面で記事にしたいと思います。
(以前,行動の重要性を書いた記事#3も参考にしてください)
みなさんは何のために行動しますか。
家族を養うお金を稼ぐため,資格取得のため,誰かの役に立ちたいため,有名になりたいため,・・・ いろいろな理由があると思います。
理由は何であれ,目標を達成するためには行動が伴います。
今回は行動を起こすために必要なことを「動機付け」,「目標となる指針」,「行動すること」の3つに分けて書いていきます。
1. 世の中にはすごい人がごまんといる
テレビに出ている芸能人,研究者・教授,本の著者,note作家,SNSインフルエンサーなど,一個人にもかかわらず多くの,輝かしい経歴を持っている人が,世の中にはたくさんいます。
noteの発信者の自己紹介を見たり,本のイントロを読んだりすると,その人の数々の偉業を目の当たりにし,自分の矮小さに,それだけで自信喪失し,やる気を消失しかねない気持ちになることがあります。(笑)
でもそんな人たちも,才能の多寡こそあれ,一足飛びにすごい領域に到達し,数々の実績を残したわけではないはずです。
一歩一歩,地道に,着実に,目標に向かって進んだ先に,そのような経歴・実績がある,と私は信じています。
2. ある分野の専門家になるためには?
では,ある分野で様々な実績・功績を残す専門家になるためには,具体的にどうすればいいのでしょうか?
青谷 正妥 氏の著書「英語学習論 -スピーキングと総合力-」では次の文献が紹介されています。
「専門家になるための」研究の専門家 Ericssonは,「専門家は常に努力によって作られるものであり,生まれつきの資質によるものではないとする一貫した圧倒的な証拠がある」[1]と断言しているそうです。
加えて,ある分野の専門家になるためには,10年「および」1万時間 の積み重ねが必要だそうです。
これは1日3時間でちょうど10年かかる計算になります。
3. 努力は天才を上回るか?
私とおなじく,”心に秘めた成し遂げたいこと” がある,みなさん。
何かを成し遂げるためには,自分の中に専門的な柱を立てるためには,10年の長期間,継続的に努力をし続ける必要があることがわかりました。
では,いつそれを開始するのでしょうか。
何事も始めるのに遅すぎることはありません。しかし,断言できるのは,”いま” 始めるのが人生で最も早いタイミングということです。1日でも早く行動を起こすことで,より早く10年という目標に到達できることでしょう。
四の五の言わずに,だまされたと思って始めてしまうのがいいと思います。
私も ”OUTPUT大全” という,一冊の本に騙されて,今現在行動しています。
長い,つらい道のりですが,一緒にトライしてみませんか。
やるのはタダ!だめならもう一度チャレンジすればいい!失敗は恐れる必要はない!そのようにマインドチェンジすると,行動も起こしやすくなるのではないでしょうか。
ただ,やみくもに無計画に10年続けるのは,モチベーションも続かず,効果も薄く,目標達成も難しいでしょう。「目標設定する方法」「目標を行動に落とし込む方法」に悩んだ際は,私の以下の記事を参考にしてください。
岸本斉史先生の漫画「NARUTO -ナルト-」の私の好きな言葉を載せておきます。非常にパワーのある名言です。頑張る勇気とパワーをもらえます。
知らない方はぜひ一読をおすすめします。
「この技で証明しましょう。努力が天才を上回ることを」 ロック・リー
「火影になるヤツに近道はねえ,・・・」 ナルト
さいごに
いかがだったでしょうか。
何のために行動するのか,専門家になるには10年1万時間の積み重ねが必要であること,1日でも早く行動すること,について記事にしました。
行動の足かせになることはたくさんあるでしょう。家庭の事情など外的な要因であれば仕方ないですが,失敗を恐れること,なんとなく行動するのがおっくうであること,など内的な要因であれば,ぜひ一歩踏み出す勇気を持ってください。踏み出してしまえば,悩んでいたことは案外大したことなく,そのままの勢いでどんどん進めてしまうことも多いでしょう。
以上,ばろちまるでした!
みなさんの日々の勉強,モチベーション維持,目標達成に,少しでも参考になれば幸いです。
[1]Ericsson, K. A., Prietula, M. J., & Cokely, E. T. (2007). The making of an expert. (cover story). [Article]. Harvard Business Review, 85 (7/8), 114-121.