私が日比谷Barにいる理由4

<目次>
EP1 自信をくれたK先生
EP2 後悔の言葉 
EP3 日比谷Barとの出会い
EP4 私が描く未来は🌸

EP4 私が描く未来は


日比谷Barには、本当にいろんな人が訪れます。

会社の友人と仕事終わりに一息つきに来た人。
恋人の誕生日を祝いに来た人。
友人との久々の再会を楽しみに来た人。
たまにはゆっくり酒でも飲もうやと親子で来た人。
バーテンダーや、バー仲間に話を聞いて欲しくてきた人。
お説教の続きをしに来た人。笑

いろんなドラマがあって、いろんな価値観をもった人たちが集う場所。
でもきっと共通しているのは、接点のある人と、関係を深めに来る時間だということ。

ただのサラリーマン、ただのOL。
でもその人にとっては変えのきかない特別な存在。

自分の好きなお店に連れてきたくなるのって、自分が大切にしたい人だったりしませんか?
そんな環境をつくってる飲食って、やっぱりすごいと思うんですよ。

「いや今日ぐらいね、お祝いだから。なんだかんだ貴方のおかげで助かってますよ!」
「お前頑張ってるの知ってるから、もっと力つけて幸せになってほしいんよ」

お酒のせいにしてでいい。

そんな本音がぽろっと言える場所を、つくりたい。


そして、いち職場としても。

皆さん、人生で最初に社会に出たのって、いつですか?
多くの人は、アルバイトなんじゃないでしょうか。

アルバイトを選んだ理由って何ですか?


給料よさそう
近いし
あの制服が来たい
なんかかっこいい!やってみたい!

そんな感じの人が多いんではないでしょうか。

でも、やっていくうちに

部活みたいに
気づいたら本気になってて
気づいたら大切なことを学んでて
気づいたら、大切な仲間ができて。

そんな学びの宝庫、飲食というフィールドで

「お前のそのお客さん見る力、いつも助かるわ。」と先輩。
「さっきのフォローめっちゃ有難かったっす。」と後輩。
「あんたが話聞いてくれるから立ち直るー!がんばるー!」と同僚。

そんな会話が当たり前に飛び交う環境を作りたい。

そしていつの日か。
私がTさんにしてもらったように。
バーテンダーかっこいいからやってみよーで入ってきた後輩が、
そんな言葉をかけられる人になって。
その子が社会人になってお店に遊びに来て、
仕事大変だよーって言いながら、
「でも自分、あの時ここで働けてよかったです。明日からも頑張ります。ありがとうございました。」
そう言ってくれる日を願って。


あなたの「がんばったね」で
あなたの「ありがとう」で
あなたの「頼りにしてるよ」で
あなたの「尊敬してます」で
あなたの「大好きです」で

幸せになれる人が絶対いる。

その勇気ある一言を伝える、あと一押しをするために

私は今、ここにいます。

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