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バリスタコーチ阪本のおすすめ書籍

本を読むことって素晴らしいです。私は以前勤めていた会社の社長から「新しい分野のことを学ぶ時には、最低5冊、まずはその分野の本を読め」と言われました。(ちなみに私はだったら倍読んでやる!ということで10冊読んでいます)
読書は他人の経験を都合よく、効率よく買える最良の方法です。題名や目次でだいたい訴えたいことのテーマだってわかります。電車でゲームやっているサラリーマンを見ると、「ゲームばっかりやってないで、おまえも勉強しろ!」と思わずにはいられません。
良い本を探すためには、AmazonやGoogleでの検索でいいと思うのですが、そのまま購入せず、その検索結果をスマホに保存し、大きな書店にいって少し立ち読みしてみることが、私のおすすめの方法です。なぜなら「買ってみると思ったのと全然違った」ということもあるからです。1番厳しいのは、「内容が難しすぎる」っていう事態が起こることです。そうなるとその本はお部屋のインテリアになってしまいますからね。。。そうならないよう、購入決定前に最後のチェックは書店で!と思う次第であります。

今からおすすめする本は、コーヒーの本ではありません。コーヒー関連の皆様にとって、珈琲本などはどうせ各々自分の意思で買って読んでいるでしょう。なので今回は「非コーヒー」の本から、私が役に立ったと思うものをご紹介します。

◯コーチング・トレーニング向け本
バリスタトレーナーや、組織を管理するマネジャー、国内/世界大会のコーチとして必要な能力を身に着けるのに役立った本です。


書籍名:超一流になるのは才能か努力か?(アンダースエリクソン)
コーチング・トレーニングについて研究を重ねてきた著者の理論を集約したコーチをするための必読書。その昔、どうしても読みたかったが英語版しかなく、数十万払って翻訳してもらったのに、わずか1年ちょっとで日本語訳が出版され、大ショックを受けたのは昔の話し。必ず読んでほしい1冊。

書籍名:ジョゼモウリーニョ(ルイス・ローレンス)
レアル・マドリードやマンチェスターUなどのサッカーのトップオブトップの監督を歴任したジョゼモウリーニョの半生を描いたもの。冷徹かつ徹底したコーチ理論に基づいてチームを勝利に導く姿に憧れ購入。この1冊を読んで、俺もモウリーニョになる!と意気込んだのは懐かしい話し。

書籍名:最高の自分を鍛えるチームの力 なぜ、競泳日本は11個のメダルを取ることができたのか? (平井 伯昌)
水泳の金メダリストを何人も輩出する明白楽、平井監督の教育理論をまとめたもの。日本人の著作なので、読みやすい。おすすめ。

書籍名:リーダーとして覚えておいてほしいこと(野村克也)
先般、惜しまれつつこの世を去った名監督、野村克也の1冊。「野村再生工場」と呼ばれ、ダメな選手を引き受けては、チームを優勝に導くその姿は、まさに名将。「おれも野村克也のような名将になる!」と意気込んで読んだ1冊。これ以外にも野村さんは名著が多い。



◯プレゼン向け本
プレゼンテーションはバリスタ大会のみならず、営業や提案においても重要。もちろんプライベートだって、何か訴えるなら世の中、実はすべてプレゼンなのだ!!!
なのでこれらの本を読み「プレゼンのなんたるか」を理解すると、コーチングだけでなく、仕事の幅も広がると思う。

書籍名:堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン (堀江 貴文)
あのホリエモンが描いたプレゼンの本。非常にわかりやすく書かれており、読みやすいうえに、プレゼンの基本を抑えている。比較的新しい本で、私的にはすでに理解して実践済みのことも多かったが、プレゼンをしっかり勉強したい初心者には素晴らしい本。とにかくよくまとまっているし読みやすい。

書籍名:スティーブジョブス 驚異のプレゼン術(カーマインガロ)
忘れもしない初めての世界大会の時だったか、「世界大会を戦うのに世界レベルのプレゼンを学ぶぞ!」と意気込み、プレゼンと言えばマッキントッシュのスティーブジョブス だよね、的なノリで購入。めちゃくちゃ役立つ情報だらけ、買え、読め、若者たちよ。

書籍名:ガー・レイノルズ シンプルプレゼン(ガーレイノルズ)
書籍名:世界最高のプレゼン教室(80分DVD付き)(ガーレイノルズ)

TEDで有名なプレゼンター、ガー・レイノルズ氏の本を2冊紹介。「プレゼンとは何か」を集約した極意書。Googleで「ガー・レイノルズ」「TED」で検索すると、彼のプレゼン動画を見ることも可能。特に「世界最高のプレゼン教室」は絵も多く、わかりやすいので、おすすめ。バリスタのプレゼンはもちろん、ビジネスにも非常に役立つし、すぐに使えるテクニック満載だ。


◯その他
今後コーチングするうえで、ちょっと関係してくる本。

書籍名:逆転のメソッド (原晋)
箱根駅伝で青山学院を勝利に導いた伝説のコーチの本。ハウツー本ではなく、自伝のようなもの。「あ〜こんなに大変な状況からチームを勝たせたのか〜」と思いながら読む本。今まで紹介した指南書みたいなものと違って、原さんの成功ストーリーだが、これはこれで読み物として面白い。

書籍名:働く大人のための学びの教科書(中原 淳)
「なぜ大人になったも勉強しなくてはいけないのか」を主題にして書かれた本。私はこれを読んで「そうそう、だから大人になっても勉強が必要なのよね〜」と思った。人生一生勉強なのだ。スマホでゲームやっているおっさんは、これを読んで勉強の必要性を理解すべし。

書籍名:完本 危機管理のノウハウ(佐々 淳行)
日本の元警察・防衛官僚で、危機管理評論家の佐々淳行氏が書いた「危機管理のノウハウ」を3冊分まとめたまるで辞書のような本。氏はあの「浅間山荘事件」で指揮を取ったことで有名になりました。日本の有事の最前線にたち、命をかけた危機管理の経験をまとめた本で、阪本史上最高のおすすめ本。危機管理ノウハウの集大成、ぜひ管理職、マネジャーなどに読んでほしい最高の1冊です。


以上です。

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