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【有料級】3年の時を経て辿り着いた、私の投資への向き合い方 - 方法編

投資を大学生の頃に始めてから、3年以上が経ちました。
これまでに仮想通貨や個別株など、色々なものに手を出しては失敗し、そのたびに落ち込み、学習してきました。

そのなかで投資についてのYouTubeを見たり、書籍を購入して学んだりもしました。

今回はそんな失敗と学習を繰り返すなかで、2024年11月現在の私がどう投資と向き合っているのかについて紹介します。

気になった箇所だけでも、読んでいただけると嬉しいです!


現在の資産状況

詳しい資産額などについては、また別の記事にて紹介できればと考えていますが、現在の資産配分はざっくり以下の通りです。

総資産額 : 930万(寄稿時点)
高配当株 : 投資信託 : 現金 = 5 : 4: 1

現金比率が低いのは、私が実家暮らしであることや、独身であること、年齢がまだ若いことが理由となっています。

インデックスファンドはやはり最強

YouTubeの金融系チャンネルとして有名な両学長が出されている「お金の大学や、その他多くの書籍でやはり紹介されているのがインデックスファンド(sp500やオルカン)へのドルコスト平均法での投資です。

長い歴史におけるデータを見ても、暴落こそ数度あれど、これほど安定して成績を出し続け、ほとんどのアクティブファンドの成績を上回っているという事実があり、投資の判断材料としては十分です。

実際私もインデックスファンドに投資をしていますし、それによって得た利益は100万円以上と、かなりのものです。

s&p500かオルカンか

投資をする人たちのなかでも話題になりがちなのがこの「s&p500かオルカンか」という問題です。

正直に私の意見を述べるならば、「そんなことはどうても良いから、早く投資を始めて時間というテコを効かせるべき」です。

参考程度にですが、私は旧NISAの始めはs&p500に投資していましたが、途中からオルカンに切り替えました。
というのも自分があとどれだけ投資期間を設けるのかを考えたからです。

自分は現在24歳。投資資産を切り崩し始めるのは、おそらく30〜40年後のことでしょう。(切り崩さなくても生きられるのが理想ですが)

となると、現在のアメリカ一強という時代が変わる可能性はないとは言えません。ざっくりですが、そういった理由からオルカンに切り替えたというわけです。(詳しくはまた別の機会に)

仮想通貨は買わない

仮想通貨は今後買うことはないでしょう。

投資を始めたての頃、仮想通貨で一発当てたいなどと甘いことを考え購入しましたが、結果としては50万ほどの資産を失いました。

これは本当に良い経験であったと今でも感じます。確かに50万という損失は痛かったですが、投資と投機についての違いを身を以て理解すると同時に、いっときの風潮に流されずに自分の頭で考えることの大切さが分かったことは今でも貴重な財産となっています。

また、書籍「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則」には以下のような言葉が書かれています。

過度にぜいたくな暮らしをしようとして大きなリスクを背負うのではなく、十分な暮らしができるお金を確実に得ることを重視する。

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

将来思い描く、理想とする自分になるために、その方法が必要なのかどうかを考えることが大切であると思います。

資産額の充実と日常生活の充実は少し違う

きちんとしたインデックスファンドを購入し、ほったらかしておくだけで資産は増えます。(もちろんマイナスになる可能性もあります。長い歴史を鑑みての一般論的な話です。)

ですがインデックスファンドの評価額が上がり、自分の資産額が増えることと、生活の充実度が上がることは比例しないと感じます。

なぜならインデックスファンドを売るという選択肢が、現時点においてないためです。
後ほどこの問題については言及させてください。

非課税のNISAと節税のiDeCo

インデックス投資を続けていくうえで、特に私のようなフリーランスの人間にとって大きな問題となってくるのが、「NISAとiDeCoどちらでの投資を優先するか」です。

前提として、以下でそれぞれのメリットとデメリットについて、私なりに考えたいと思います。

NISA
売却時(出口)でメリットを享受できる(利益に対して課税されない)一方で、購入時(入口)でメリットを享受することができない。

iDeCo
購入時(入口)でメリットを得られる(投資分が売上から控除される)一方で、60歳になるまでは取り崩すことができない。(出口が自由に決められない)また、引き出す際に税金がかかる。(税金の計算方法等については割愛)

上記を踏まえて、私が出した結論は「iDeCoを優先(月5万)。NISAは成長投資枠で買える時に買う」というものです。
以下で簡単に説明します。

いつ取り崩すかが最大の問題

投資において一番難しいであろう問題とは、「いつ株を売るか」であると考えます。

先ほど述べたように、自分の投資における想定期間は30−40年です。
となると、60歳まで売却できないというiDeCoのデメリットはそこまで大きいと感じないのです。(この考えに至るには後ほど述べる高配当株投資も関わってきます)

事業で売り上げがきちんと出ている現在、私の生活における1番の出費は税金です。

「投資をして資産を増やすのと同時に、節税効果によって資産をできるだけ減らさない」これができるのがiDeCoの何よりの強みです。

それに加えて、投資した時点では利益が出ないのが普通ですが、iDeCoの場合は節税というかたちで、資産を購入した時点である程度の利益が確定するという見方もできます。

iDeCoについては、一度始めるとやめられないことや、60歳まで引き出せないというデメリットがかなり大きく取り上げられているように感じます。
ですが、年齢における縛りの部分は先述の通りなので置いておいて、一度始めると辞められないというデメリットはそこまで大きくないのかなと考えます。

というのも、iDeCoの掛け金の下限は5,000円、年間で60,000円です。

売り上げがきちんと出ているうちは月5万円の掛け金で、売り上げが少なくなったり、仕事をもしもリタイアした場合には月5,000円に設定すれば良いと考えています。(月5,000は配当金から出す形で問題なし)

配当金で精神的な豊かさを得る

インデックス投資はキャピタルゲインを、高配当株投資はインカムゲインを得るための投資であり、実際の生活を豊かにしてくれるのはインカムゲイン(実際に手元に入ってくるお金)であると私は考えています。

書籍「敗者のゲーム」にも以下のような記述があります。

運用収益は二つの異なる要素からなる。一つは、利息や配当から得られる予測可能な収入(インカム・ゲイン)、そしてもう一つは、特に短期的に予測不能な市場価格変動に伴う利益または損失(キャピタル・ゲインまたはロス)である。

敗者のゲーム 

この記述にもある通り、配当から得られるインカムゲインは予測可能な収入であり、精神的な豊かさを確保してくれるものであると私は考えています。(少なくとも私の場合はそうです)

簡単にまとめると、インデックス投資は将来を、高配当株投資は今を豊かにしてくれる投資であるということです。

そのため私は高配当株投資をかなり重要であると考えています。確かに収益性は低いかもしれませんが、一番大切なのは今であり、今が豊かで楽しくなければいけないのです。

現在私が受け取っている配当金は月々15,000から20,000円ほどですが、それだけでもかなり生活における精神的な満足度は上がりました。
これからさらに少しづつ配当金を増やしていきたいと考えています。

未来をiDeCoで、今を高配当株で豊かに

結論は上のタイトルの通りです。

インデックス投資はiDeCoを中心におこない、月々10万ほどを目安に高配当株を買い続ける。
そしてそこから余ったお金を、現金貯金やNISAの成長投資枠として投資する、というような形で投資を進めていこうと考えています。

もちろんこれは現時点での投資への向き合い方であって、生活状況などに合わせて、将来的にアップデートしていかなければいけません。
あくまで、3年ちょっと投資を続けてきた人間が、現在こういったことを考えて投資をしている、という参考にしていただければ幸いです。

今回の話のなかで、どうやってお金を躊躇なく使えるのか(いわゆるケチにならずに使えるのか)といったことや、NISAの成長枠投資はどう活用するのかなどは省かせていただきました。
これらの話はまた別の記事としてアップできればなと考えています。

加えて今回は「方法編」であり、後日投資への「マインド編」を寄稿予定です。そちらもぜひご覧いただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました!ぜひまた遊びにきてください。

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