
リーダシップはリーダーだけではなく誰もが身につけるべきライフスキル
はじめに
リーダーシップはリーダーが身につけるべきもの。
そういったイメージを持っている人は少なくないでしょう。
しかし、リーダーシップは誰もが身につけるべきものであり、そのスキルは人生の財産となります。
実際に、高校時代にリーダーの経験がある人は平均として将来の年収が高くなるという研究もあるほどリーダーシップというスキルは人生を通して影響を与えます。
リーダーシップ「導く力」によって導く対象は組織やチームといった「他者」だけでなく、「自分自身」も含まれるのです。
そこで今回はリーダーシップというものをそれぞれのスキルに分解し、リーダーシップを身につけることでどんなメリットがあるのかを見ていきます。
また今回紹介するスキルは全てWHOが提唱しているライフスキル(個人が日常生活で直面する様々な課題や要求に効果的に対処するためのスキル)にも含まれています。
そこからも分かるように、リーダーシップを身につけることは、チームを成長に導くだけでなく自身の成長に大きく寄与し人生を豊かにしてくれるのです。
リーダーシップを身につけることで、挑戦や成長を妨げている見えない壁が見えるように、そしてそれを乗り越えられるようになります。
リーダーシップによって身に付く主な5つのスキル
リーダーシップを構成する数ある要素の中、今回は代表的な3つの要素を紹介します。
意思決定力
リーダーの仕事は決断をすること。
とも言われるほど、リーダーには決断をしなければならない機会が多くあります。
決断をするためには、状況把握や長期的な視点で物事を見ることなど様々なスキルが必要になります。
それらを包括的に捉えた意識決定力の向上は人生のどの状況でも活かせる強みとなります。
そしてこの決断に対して責任を持って行動を起こすことが求められ、責任感やGRIT(やり抜く力)も身に付きます。
批判的思考力
批判的思考とは簡単にいうと、物事を正確に把握し適切に解釈する力です。
このスキルを身につけることで、問題の本質が見えるようになり適切な判断をすることが出来るようになります。
つまり見えない壁を見えるようにするために非常に重要なスキルです。
コミュニケーション能力
チームメンバーとのコミュニケーションはリーダーシップにおける大きなスキルの一つです。
チームのために時には厳しいことも言わなければいけないリーダーですが、ただ一方的に厳しい意見を伝えてもチームは受け入れてくれません。
各メンバーの個性を尊重し、意見を引き出しながら良い方向に進んでいけるように対話をするスキルが求められます。
これは他者との関わりが避けられない多くの仕事や社会活動において役に立つスキルです。
また、メンバーのモチベーションコントロールもコミュニケーションを通して行われます。
そのためのスキルはもちろん、メンバーのモチベーションを高めるスキルや経験は自分自身のモチベーションコントロールにも大きく役に立ちます。
このように自分自身に対して使用されるリーダーシップをセルフリーダーシップと呼び、自己成長において非常に重要なスキルです。
問題解決能力
チーム全体のマクロな問題やメンバー間でのミクロな問題まで、チームマネジメントにおいて問題は絶えず起き続けます。
それらに対処し管理するためのスキルは自分自身に起きた問題解決にも大きく役に立ちます。
また、問題解決にあたって必要なストレス耐性や公平に状況を把握する能力、論理的思考力は問題解決以外の場面でも汎用性の高いスキルです。
クリエイティブ思考力
創造性とは新たなアイデアを生み出す力です。
これはチームの方向性を決める際や課題の改善策を考えるために重要なスキルです。
そのため、リーダーにとって必要不可欠です。
批判的思考が「見えない壁を見る」ためのスキルならば、クリエイティブ思考は「その壁を乗り越える」ためのスキルとなります。
リーダーシップを身につけるならESラボ
今回はリーダーシップを身につけるメリットについて代表的なものを紹介しました。
今回紹介したスキルは身につけることでリーダーとしてはもちろん、違う立場になっても大きな助けとなるスキルです。
僕の運営するESラボではそれらのスキルを向上させるためのサポートを行なっています。
科学的な知識に、海外での活動による実体験を掛け合わせたメソッドを提供しています。
noteもその活動の一つとして記事の投稿を行なっていますが、メンバーシップでは多忙な方でも隙間時間の5分で学べる記事を投稿しています。
過去の記事で無料公開している記事もありますので、ぜひ一度目を通してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ではまた、次の記事で!