副業って悪いことなのだろうか? 初期費用7万円以下で飲食店を開業してみる
副業って悪いことなのだろうか?
「副業をやりたい」と言う人が最近、周りで増えてきた。僕も言っている。
そう言う人の大半は、会社員で、副業を禁止されている(はずだ。禁止されていなければ、そんな言葉を発する前に行動している)。
禁止されるほど副業って悪いことなのだろうか?
「副業禁止」の定義は企業により異なるが、おそらく本業の会社以外との雇用契約ぽいものは、ほぼクロだろう。具体的には他企業で契約社員となることやアルバイトすることは、おそらく難しい。
となると、副業禁止の企業でグレー/オフホワイトに副業のようなものをするには起業が一番手っ取り早い。でも起業だとうまくいくかわからないから、とりあえずスモールスタートで始めてみたい。
そんなことを考えている人たちの起業の選択肢の1つとして、今回は「超スモールスタート飲食店」を提示したい。
飲食店開業の初期費用とは
「飲食店 初期費用」とググると、初期費用の相場は700〜1,200万円程度とのこと。
たけーよ!それなら投資用マンション買って貸すわ!
この初期費用をざっと100分の1に抑えたいと思う。
活用したいのが、「 間借り 」という形態。すでにある飲食店を、使われていない時間帯のみ借りて営業する形態だ。
普通の飲食店を始めるとなると、以下のような初期費用がかかる。
①内装「キッチン、トイレ、什器を●万円で買う/借りる」
②家賃「●㎡の床を1ヶ月▲万円で借りる」
「仲介手数料や敷金として◆万円払う」
うーん、たしかに1,000万円くらいかかりそう。
これを、
①’内装「すでにあるものを使う(=無料)」
②‘家賃「BARの空間を昼のみ◆円で借りる(=24時間借りるより安い)」
「仲介手数料や敷金は発生しない/少額で済む」
とし、初期費用を最小限に抑える。
ちなみに、この営業形態であれば、すでにある飲食店側(間貸しする方)も、すでに手に入れている資産(内装・家賃)を使い、追加で収益(利用料)を生むことができる。間借りする方は初期費用を抑えられる。まさにwin-winの関係だ。
そういえば最近、僕の職場がある渋谷でも、ランチタイムだけ営業している間借りカレー屋、間借り食堂、間借り担々麺屋など、間借り飲食店の業態が増えている。うーん現代社会。シェアリングエコノミー。
最小化した初期費用をザックリ計算してみる
話を戻す。実際に間借り形態で飲食店を始める際の初期費用を考えてみる。
間借り飲食店を探すためのプラットフォームはいくつかあるが、今回は「 軒先ビジネス 」というプラットフォームを使用する。
https://business.nokisaki.com/search
起業する人は土日休みのサラリーマンを想定し、平日深夜もしくは土日に間借り営業可能な飲食店を探す。人が集まりやすそうな場所で、飲食ができ、安い・・・そんな場所あるのか?あった!早!!
神田駅徒歩3分の飲食店。土日の夜のみ利用可能、18㎡で月55,000円。
仲介手数料、敷金、礼金不要。
コンロ5口、電子レンジ、オーブンもあり、文句ない設備。
https://business.nokisaki.com/spaces/detail/8707
かなり良いんじゃないでしょうか!(※2020年1月現在の情報です)
その他の費用だと、告知用にツイッターとインスタ開設して、あ、無料だ。
食器買って、あ、とりあえずは店にあるものを使わせてもらえばいいか。
あとは初日に出すお酒と簡単なおつまみ買って・・・。
・家賃 初月55,000円
・お酒 瓶ビール(赤星、なんかカッコいいから)10本 4,000円
日本酒(雪の茅舎、好きだから)一升瓶 1本 3,000円
焼酎(黒霧島、聞いたことあるから)一升瓶 1本 2,000円
炭酸水 10リットル 1,000円
・つまみ 缶詰30個 3,000円
以上、合計…68,000円!
い、いける!7万円で飲食店開業、夢じゃない!!
実際には、営業2日目以降の仕入れ代は必要だし、業態によって飲食店の開業届とか、食品衛生管理者の資格取得費用とかかかる場合もあるけれど…それも数万だし、手の届く範囲かと。
という記事を書いていたら、僕自身が飲食店やりたくなってきた。
押上あたりで深夜営業の日本酒バーを始めようかなあ。
ジョインしてくれる仲間を募集します。
1日店長したい人、店番してくれる人、フォトグラファー、ビデオグラファー、ライター、バーで展示会とかしてくれるアーティスト、DJ、レシピ考えてくれる料理人、以上のような人を募集しています!アマチュア大歓迎。そういう人たちと繋がって刺激を受けたい企業人も大歓迎。副業にあたらない形を考えます。
一緒に、副業だけど副業じゃないようなグレーな活動しましょう。
では。
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