ハンガリー大使もブルガリア大使も(汗)
来店されたのは「小学校の先生をしてました」という紳士と
「国際交流員の担当をしています」という奥様
ということで
いつもの私の悪いクセが出てしまい
「私は日本人とは何かを一言で表せる言葉を見つけましたよ」
と言うと
「それは何ですか?」と御下問
「それは稲作の水を源流から下流まで公平に分け合う水利共同体ですよ」
と説明し
「日本人はそれがあまりに身近過ぎて気づかないのです」
そして「以前来店された駐日ハンガリー大使は本国から来客があると
長野県に案内して棚田を見せ(ジャケットの画像)
『これが日本人の精神を表すのだ』と説明されるそうですよ」
と言うと
「言われてみるとそうですね、全く気づきませんでした」
とのこと
「でしょう、倉吉出身の元ブルガリア大使にも説明したのですが
同じ事を言われました
麦作は天水農業ですが、稲作は灌漑農業で
水路を張り巡らして堰の開閉や掃除なども担当を決めて
共同で管理しなければなりませんからね」
と説明すると
「なるほど、そういうシステムだと、自分勝手ではなく
全体の利益を考えて行動しなければなりませんね」
と納得😅
「でしょう、日本人は個が弱いとか、自己主張をしないと
批判されますが、水を奪い合う文明と違い
千年掛かって上流と下流、右岸と左岸の対立を乗り越えて
水を分け合う文明を造って来た結果なのです」
と言うと
「なるほど、初めて気が付きました」と納得😅
「元ブルガリア大使も
『そう言えば我が家もまだ水利権を持ってましたわ』と
気づかれましたよ」
と講義?しました😅
これまで多くの人に持論を展開してきましたが
また新たな水利共同体教の宣教師が生まれたかな😅