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アーカイブ・ニューヨークの村の文化施設・2・婦人会活動で図書館建設

茶色のレンガタイルの図書館に入ってみると
広さは三朝図書館の三分の二、500㎡くらいだろうか
入ってすぐが子供用スペースで、中間にカウンターがあり
奥が大人用スペースとなっている
近くの司書の女性(40歳くらい)に
「アメリカの草の根民主主義は図書館の活動によって成り立っている
と思いますが」と尋ねてみた😅

すると彼女は「その通りです」と応え
司書は3人いて、それぞれ子供、大人、総合カウンターと担当が決まっていること スタッフは13人で、そのうちパートが6人
そして14歳以上の学生は図書の整理の手伝いが出来
図書館の仕事を学ぶ事ができる等、丁寧に教えて頂いた😍
数字的に言うと、蔵書数は6万冊で、CD,レコード、ビデオは含まない
月間平均来館者数は8千人、月平均貸出数は3千冊であるという
そしてウェストチェスター郡の38の図書館とコンピューターで結ばれて
いて、利用者は400万冊の中から読みたい本を選ぶことができ
そしてどの図書館で借りて、どこに返しても良いシステムになっているとの
ことだった😍

今日も写真はGoogleマップからです😅

以上のようなことは、日本でも当たり前になりつつあるのだろうが
決定的に違うのはその成り立ちである
説明によると1912年に郡の婦人会が「ヴィレッジホールに図書館を」
という運動を起こし、住民に呼びかけ、本を寄贈し図書館が出来る
ヴィレッジホールで図書館活動は続けられるのだが、蔵書数の増大や
サービス向上のため、独立した図書館「タカホパブリックライブラリー」
として建設されたのは1979年であるという 😍

明日に続きます😅

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