家いっぱいの愛
私は今や韓国ドラマを見ない日がないというほど、韓国ドラマの沼(これで合っていますでしょうか)にどっぷりとハマっています。
最近ではNetflixに加入していますので、そこでの配信番組を多く見ることになってしまって、少しづつドラマでも好き好き、そして思いがけない出会いがあります。
日本のドラマでも第1話からこれは面白い!と引き込まれるものは少なくなりましたが、韓国ドラマにおいてもあれだけ多いとそうなってきます。
反対に最初はそうでもなかったのに、終わりに近づいてくるとその面白さに惹きこまれていくドラマもあります。今週で終わったドラマがそれに当たりました。
原題は가족X멜로(Romance in the House)
自分を見捨てた家族が住むヴィラの大家となって帰ってきた父、ピョン・ムジンに扮するのはチ・ジニさん。『冬のソナタ』に続いて韓流をけん引した大ヒット時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』の主人公(イ・ヨンエ)さんの相手役の印象が強く、韓国でもその好青年イメージから抜けるのには苦労したと言われる俳優さん。最近はチョン・ヘインさん主演の『D.P. -脱走兵追跡官-』シーズン2の陸軍本部法務室の上長のような悪役にも出演していて、演技力もあるのでますます目が離せません。今回のドラマでも役どころや演技に意外性のある姿が見られ、面白さも加わりました。
シングルマザーのクム・エヨンに扮しているのは、1990年代前半からドラマで活動しているキム・ジスさん。妖艶美女のイメージが強かったので、本作で家族のために額に汗して働いている姿に新鮮な驚きと、年齢を考えたら何の不思議もないけれど、こんな生活感のある役をされるのだなと、感慨深い気もしました。
大手スーパーマーケット経営部門の主任を務める長女ピョン・ミレ役には、Apinkの元メンバー、ソン・ナウンさん。一家の長男で大学生のピョン・ヒョンジェに扮するのは、ASTROのリードボーカル、ユンサナさん。ミレとのロマンスが始まりそうな元テコンドー選手の警備員ナム・テピョンに扮するのは、SHINeeのメインラッパー兼ボーカルのミンホさん。ここ最近いくつかの作品にApinkの元メンバーを含め、若手のミュージシャン兼俳優さんが味のある演技をしていて、びっくりです。
夫婦、親子それぞれは家族というつながりを持ちつつも、個々の人間であることを考えさせられた作品です。そのあり方はどんな形があってもいいし、いつも同じ形である必要はないのだということを教えてもらいました。ただ必要とする時、される時、すぐにそばに寄り添ったり、助けたりできる存在こそが家族なのだと私も強く思いました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。3連休後の仕事は大変ですね。ぼちぼち前に進んでください。
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