『大丈夫、ムリしなくても生きられる』甘く切ない、女性たちへのBoost

韓国内でも多くの共感レビューが書かれていて、図書館で翻訳版を手にしたとき、題名にまず惹かれ読み始めました。

読んだ本の紹介

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出版:2022年8月29日大泉書店
単行本(ソフトカバー)264ページ

あらすじ

大丈夫、生き方にルールも正解もない。 「私のことみたい」「背中を押してもらえた」等、韓国で「共感」レビュー多数! 韓国のイラストレーターのチョン・ミリョンのイラストエッセイ。 多くの失敗を経験しながら一歩ずつ進み、ゆっくりだけど少しずつ成長していく主人公「ムリさん」(著者)の20代から現在の40代に至るまでを綴ったハートフルなエッセイ。毎日揺れながら生きているすべての女性たちへ、共感度100%! 仕事…月給が命綱。頼まれると断れない。自由な時間ゼロ。 お金…いくらあれば足りるのか。常にお金が足りない。 結婚…結婚しないの? 何でしないの? そんなルール誰が決めた? 子供…早期閉経!? 生物学的なタイムリミットに迫られる。 加齢…疲れやすい。老化現象は頭より先に体にあわられる。

Amazon内容紹介

感想

ムリさんという主人公が自分の人生を歩んでいく過程で経験する様々な苦難や悩みを描いた、とても心温まるエッセイで、彼女が失敗や困難に直面しながらも、自分の道を歩み続ける姿勢には、多くの共感を覚えます。特に、女性が抱える社会的なプレッシャーやバイアスについて、この本は非常に重要なメッセージを送っていると思います。

ムリさんが直面する仕事やお金、結婚、子育て、そして加齢といった問題は、日本でも多くの女性たちが直面している問題でもあります。その上で、著者は自分の人生を自分のルールで歩むことの大切さを語っています。

さらに本書のイラストは、イラストレーターが書かれているだけあって、とても美しく、ムリさんの人生を描いたストーリーに深みを与えています。

どうせ年をとってしわができるなら、歳月とともに素敵なしわを作りながら年を取りたい。

本文「素敵に老いたい」より

人生は、成長して前に進んでいくものだと思っていたけれど、もしかしたら、ぐるっとまわって戻ってくるものなのかもしれない。

本文「人生はリピート」より

この本のターゲットである20代から40代の女性に向けてのメッセージを読み、自分自身の人生に対して、より自分らしく生きる勇気と希望を持ち、自分の人生をより前向きに、そして自分らしく生きてほしいと人生のちょっぴり先輩として、願わずにいられません

女性向けでもありますが、同世代の男性にも読んでほしい重要な一冊だと思います。ぜひご一読ください。

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