国産スピリッツのお話

　2023年になってからPLACEBOでは、国産のスピリッツ類を意識的に入荷させてします。
理由は
・海外からのお客様が増えている。
・スコットランドを含めて諸外国からのお酒が高騰している。
・日本人もあまり知らない素晴らしいお酒がある。
といった事が挙げられます。
元々クラフトジンの扱いが多かったのですが、数年前から国産のクラフトウォッカも多く扱っています。
福井県や岐阜県のウォッカもあります。

実際に入荷にあたり、かなりネットで調べました。
やはりまだまだ知らないお酒が出てくる出てくる！
元々ある酒造会社さんが各都道府県の特徴をいかしたものや、比較的若い世代が新しい酒造会社を立ち上げていたりもしていて、あらためてクラフトジンなんかは、作っていない都道府県の方が少ないくらいだなと思いました。

そんな中、実は最近知ったのが「アマ―ロ」というお酒です。
『Amaro：アマーロ』とはイタリア語で【苦い】を意味し、
【苦味】を帯びたリキュールの総称で日本にも古来より「良薬口に苦し」という言葉があるように、
薬として何がしかの効能を求め製造された歴史がありました。

スカーレットは、日本の緋色（ひいろ）のことでコチニール貝殻虫から抽出された動物性の色の名称。1800年代のアマーロのレシピ等を参考に、20種類以上のボタニカルをはじめ、日本で生まれた草根木皮を使用して製造から瓶詰まで全てハンドメイドで生産しています。
こちらは、伊勢谷酒造という神奈川県の相模原市にある酒造会社です。
限定リリースされてるお酒が多かったのですが、スタンダードといえるボトルが発売されたので、PLACEBOでも近々入荷予定です。

そしてやはりイタリアのアマ―ロが気になって、試飲できる機会があったのでこちらのお酒を入荷しました。
ベルタ サン ニコラオ アマーロ ディ エルベ
Berta IL 28 DI VIA SAN NICOLAO Amaro d’Erbe
こちらも様々なハーブ類、香り高い根植物、の味わいで名前通り、苦くてバランスの良い甘みがあるお酒です。
こちらは、また詳しく説明したいと思います。

まだまだ知らない美味しい、特徴的で日本らしいお酒がまだまだありますし、PLACEBOで飲めますよ！ってお話。

※ほかの国産スピリッツもまた紹介していきますね

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