![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12143044/rectangle_large_type_2_69214c8adb26f82790b0649ef7413591.jpeg?width=1200)
Photo by
hrt
リアル店舗は広告、と6月5日の日記
昔、センター街にさくらやという電気屋さんがあって、電池とかちょっとした備品を買いによく使ってたんですね。それがある日、閉店してしまって、「次はどんなお店が入るんだろう」と思ってたら、「洋服の青山」が入ったんです。
「え? スーツとかシャツとかってそんなに売れるものなのかな。センター街の高い家賃、服の売り上げで払えるのかな?」って思って、広告の仕事をしている友人に、その話をしてみたんですね。
そしたら友人がこう言うんです。
「あのお店は広告なんです。渋谷のセンター街って、日本全国から若者が来ますよね。修学旅行なんかでもまず来ます。そしたらセンター街の入ったすぐのところに『洋服の青山』があると、『あ、このお店、うちの田舎にもある。渋谷にもあるお洒落なお店なんだ。じゃあうちの田舎の方で買おう』って思ってくれるんです。別にあのセンター街のお店で売り上げは見込めなくても全然元はとれるんです」
なるほどです。そしてセンター街ってしょっちゅう「テレビで中継」されますよね。NHKの映像に映り込んじゃったら、全国放送で広告してくれます。
あるいは、外国人がたくさんセンター街で動画を撮ってますよね。インスタとかにアップするのかもしれないのですが、みんな「洋服の青山」が写り込んでいます。中国系の人なら漢字でロゴを覚えてしまえば、すごい広告効果ありそうです。
そういう「お店の売り上げ」って関係ない、「広告効果」を狙った「リアル店舗」ってすごくあるそうなんです。
※この文章だけ単品で100円で買えますが、400円でこちらのマガジンを購入すると、一か月分約30本くらい読めるので1本13円です。そちらがお得です。
ここから先は
1,446字
/
1画像
サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。