もじもじ

子どもが一人 みんなの前で
昨日のことを 発表してる

あれあれ次の子 うつむいて
なにやらモジモジしています

その子に先生 尋ねると
恥ずかしいのだと
モジモジモジ

モジモジしている時間の方が
発表するより 長くなる
他の子みんな 自分の番を
忘れてしまって 見ています

☆

自分自身の思いに囚われ、足元ばかり見ていると、周りがまったく
見えなくなってしまう。

こだわっている間はずっと、その事柄にとらわれたままでいるから、何もできないままだ。

とりあえず手を打つと、その手に対する反応が現れる。
現れた反応に、次の一手を打つと、さらに進む。

冷静なとき、なあんだと思うつまらないことだが、囚われているときは、その事に気づかず、こんな当たり前の事など思いも寄らない。

愚かな人間、わたし。