Potsunen 『〇~maru~』
相も変わらず、お熱です!!!はい!!!
本日は
実は前に、
アナグラムの穴だけ見てたんだけど・・・
確実にこれは失敗だった。
その頃はまだ”繋がる”快感を覚えてなかった時だったからね。
タイトルにもあるように、丸テーマにしていて・・・
発想力の豊かさに今回も感動させられた!!!
特に好きなのは・・・
やっぱりTHE パフォーミング
賢太郎さんのマイムが個人的に好きで・・・
もちろんもっと上手い人っていうのはきっといるんだろうけど・・・
賢太郎さんのは美しいんだ。
所作なのか・・・何なのか・・・もちろん上手なんだけど・・・キレイなんだよね。
同じ足をつくという行為でさえも、状況が違うと違うんだ。って思わされるよね。
日常の何気ない仕草や何気ないことでも、状況が違うとまったく違う世界になるって思った。
それは意図的に表現しているからこそ、意識するもので・・・きっと意識するだけで違って見えるんだって思った。
外せないのが、コレ!!!!!
なんだか切ないんだよね。
都会に憧れて出てきた白ヤギさんと、田舎に残る黒ヤギさんのお話。
途中で・・・
都会には何でもあるけど、都会には君がいないから。黒ヤギさん、僕はもう君の知ってる白ヤギじゃない。色んな色に染まった彩ヤギだ。君を忘れて変わっていく僕を許してくれ。僕はもう帰れない。さようなら。
手紙の内容だ。しかしその手紙は出さずに白ヤギさんは食べてしまう。
この内容を思いついた心情ってって思った・・・
出さずに食べてしまうってことは相手に伝えずに心に閉まってしまったってことでしょ。
でもその後、黒ヤギさんは白ヤギさんの誘いを受けて都会に出てくる。
何も知らない彼を見て心が痛んだ白ヤギさんは正直に言うも。手紙の内容までは言わない。ただ・・・
僕は君を騙した・・・~~~~・・・・君にも何もしてやれない。
その後黒ヤギさんは
またやり直しなよ!!!
そして
僕を許してくれるのかい??
こんなセリフ・・・
これって・・・って思っちゃったじゃないか。
心のどこかで帰る場所が必要だって・・・
許されたかったのかなって・・・
それぞれがそれぞれに道に進もうとする先にある互いに生まれる罪悪感に似た感情が迫ってくる。でも心のどこかでただ受け入れてくれる存在を求めるあの感情が当時の彼にはあったのかもなって。
そんな邪推をしてしまった。
そして最後にふさわしい
”繋がる快感”
そして丸く収まる。
それは儚く、美しく、繊細な・・・まるでガラスの玉のような・・・
そんな印象だった。
毎度思うのは、発想力がスゴイこと。
どうしたらそんな演出思いつくの??って・・・
やっぱり賢太郎さんの作品は幾何学模様のような感じだと思う。
一つ一つでももちろん面白かったり美しかったり・・・
しかしそれが集まっていろんな演出を施すことによって生まれる摩訶不思議な世界。そして無限の模様展開が可能ということで、解釈も人それぞれ。
だから、幾何学模様ってのがしっくりきた。
Potsunenの世界の賢太郎さんはその世界の住人で、ただ一人。
彼が纏うただならぬ儚さは、この世界の住人が一人だからだろう。
だからこそ、美しくも、面白くも、儚くもできる。
何にだってなれる。
彼が創造主で、住人で、破壊主にもなれる。
そこがこのPotsunenの持つ面白い麺だろう。
その感情にも似た世界を魅せてくれる事に人は面白みを感じることができるのかなって。
この作品は映画のような感じ。いろんな感情が沸々と沸き上がり消えていくようなそんな不思議な体験ができた。
こんな素敵な作品を無料で公開してくださってることに感謝です。
賢太郎さんありがとうございます。
そして、私の夢の旅にご搭乗頂いて本当にありがとうございます。
なんだかよく分からない夢でしたけど・・・っね 笑
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