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日記 | 子育ては登山、その心は

10月第4週の日記です。私が住んでいる東京は金木犀の香りが漂い、いよいよ気持ち良い季節になってきました。北海道出身なので東京の夏は本当に耐え難く、今年はなんと9月まで本格的な夏だったので、待ち焦がれた秋がようやくやってきて息子との散歩にも精が出ております。

たまに東京の夏が大好き…!という方がいるのですが、東京の夏の愛し方を私も学びたいです。でも、「東京の秋の愛し方を教えて」って言われても「え、普通に最高じゃない??」くらいの解像度が極度に低い答えしか返せないので、やっぱり何かを好きになるっていうことは学ぼうとしても学べないことなのかな?

最近の読書 『育児ハック』

パパライターさんが子育てを少しでもラクにすることで全力で子育てを楽しめるようにする育児ハックを解説した本書。

この本で育児を登山に例えた素晴らしい一節を発見しました。

寒さと飢えでブルブル震えている時に「見て見て!ライチョウが飛んでいる!」とか言われたら「そんなこと言っている場合か!」ってブチ切れると思う。(中略)

つまり入念な準備に防寒具や雨具、じゅうぶんな食糧が揃っていない限り、登山を楽しいものと捉える事は出来ないのです。そして、山に登る事は確かに大変ですが、山に登らないと見られないような景色や、得られない達成感があることは間違いありません。 子育ても登山と同じで、準備をせずにその場のノリで突入すると、泣き声に追われ睡眠不足に追われ家事に追われ「子ども、可愛い!」とか「育児、楽しい!」なんて思う余裕が無くなってしまうでしょう。余裕の無い状態で子どもに接する事が、果たして子どもの幸せに繫がるでしょうか。

登山を楽しむためにこそ準備が必要なのと同じく、子育てを楽しもうと思ったら、やっぱり準備が必要です。  親が楽しそうに日々の生活を送る事が、子どもの人格形成にとってはものすごく大事で、そして山に登らないと見られない景色があるのと同じく、育児にもまた子どもを育てないと見られない景色に達成感、そして喜びがあります。

ヨッピー. パパもママも必読!子育てがラクになるノウハウを集めた育児ハック (Japanese Edition) (p. 18). 株式会社KADOKAWA. Kindle Edition.


肝心のハックの中身については、本に書かれていることのほぼ全てを我が家では実装済みだったのであまり目新しいことはなかったのですが(でも答え合わせにはなった)、このような珠玉のアナロジーに出会えただけでも、この本を購入しそして時間を投下して読んだ価値がありました。

なお、書かれているハックは「おっしゃるとおり!!!」と首がもげるほど頷くことばかりだったので、まだ(赤ちゃんの)育児をハックし尽くしている自信のない方やこれから子供が生まれるという方は是非読むことをオススメします!

離乳食はまだ苦戦してるけどマシになってきた

それはともかく、離乳食。相変わらず苦戦していますが、少しはマシになってきました。朝と昼は余裕がないのでつかみ食べはなし、夜は先にスプーンで離乳食をあげたあとに、大人の夕食を開始しその間息子は自由につかみ食べするというルーティンです。めちゃくちゃ汚くなりますが、息子はそのあとお風呂に入るのでベタベタになっても大丈夫。息子様ご所望のつかみ食べは夕飯時だけにすることでちょっと負荷が軽減されました。3人で食卓を囲めるのも楽しいです。

しかし息子の気分によっては、大人に食べさせてあげてくれる(笑)時と、自分で食べたいと怒り出すときがあります。そういう時は朝だろうが昼だろうが、スプーンを奪われるので息子も机も椅子も床もベタベタの汚れ放題になります…

主導権を求めて蜂起する息子

先日ベビーシッターさんに来ていただいて初めて夕食をヘルプいただいたのですが、その時の息子は「え、あなたどこの子ですか!?」ってくらい大人しくお上品に食べており、うどん一粒しかこぼしてなかったときは笑いました。

毎日ママにもイージーモードでいいのよ〜?

肩こりの意外な原因

産後首の激痛と肩こりに長らく悩んでおり、息子を抱っこしているせいだろうと思っていましたが、ここにきて意外な原因が判明したかもしれません。

9月は息子の体調不良が続いており、結構抱っこの時間がいつも以上に長かったのですが、不思議と首と肩が全く痛くない。ついに首の激痛と肩こりから開放された〜!!と思っていたのですが、10月になってまた復活。これはなぜだろうと考えていたのですが、普段やってるけど9月だけ全くやっていなかったこと、それはPCを使った執筆作業でした…!!!

まさか!唯一の息抜きであり私の趣味になりつつある執筆のせいで首が痛くなっているとは…!悲しいですが、私のワークデスクでモニターを使いながらのPCを作業はなく、リビングのダイニングテーブルやカフェで書いていたので、机の高さがベストではない上にラップトップだとモニターが下になってしまうので、首の位置が前に下がっていたんでしょうね…これと言った解決策が思いつかないのですが、せめて家にいるときは自分のワークデスクで書くかぁ〜という感じですかね。それでも1日1〜2時間しかPC触っていない(触れていない)のだけどなあ。

あと、もう一つ考えられる可能性は、9月は頻繁に葛根湯を飲んでいました。葛根湯は肩こりに効くからそれかもしれない。でも一生毎日葛根湯飲んでるわけにも行かないし。

子連れ旅行の荷物多すぎ問題

先月くらいから息子と頻繁にお出かけするようにしています。これまでの旅行では、荷物が極端に少ないので旅行のパッキングも一瞬で完了するし、あまり計画をたてて旅に出ることもなかったので準備という準備がなかったのですが、慣れない子連れで旅行だと、あれが必要かな?これが必要かな?とか持ち物もどんどん膨らんでいくし、タイムスケジュールも息子のお昼寝の時間が移動にあたるように…とかって考えると計画が念入りになってしまいます。

私は計画を立てるために、まず旅行の準備の段階で先にnoteの旅行記を書いてしまいます。こんなスケジュールで、何時に出発して、ここで休憩しました!みたいなことを行く前に書いちゃうんですが、ここは全て想定です。持ち物も当日の動きをイメージしながらnoteに書き出していきます。そうすると、自分の中でシュミレーションが出来て抜け漏れなく計画をたてることができます。

そして実際旅行中に発生したことや計画どおりに行かなかったことや感想を軽く加筆修正して、写真を載せるだけで、旅行後にサクッとnoteの記事ができるというわけです。私は旅行に行く前にいろんな赤ちゃん連れの方のブログを参考にさせていただいているので、私の経験も誰かのお役に立てればよいのですが。

そんなこんなで結構時間を書けて綿密に計画しているのですが、先日SANUに出かけたとき、持ち物を計画したのは私なので荷物の準備は私が全部一人でやったのですが、出来上がった荷物を見やって夫が一言。

「荷物多くない?笑」

ムッとしましたが、一度スルーしたら「なんでこんなに荷物多いの?笑」と追い打ちをかける夫にカチンと来てしまった私…あとから冷静に考えたら全然カチンと来る必要なかったのに、なんか「私の準備と苦労が正当に労われなかった」ように感じて怒ってしまったのでした。カチンときても自分の感情を流して優しく言い返せるようになりたい〜(最終的には言い返さないようになりたいですが)

問題の荷物の量はこちらの記事に記載しています。やっぱ多いのかなあ。

完全に眠りをマスターした息子

ネントレをはじめて1週間で完全に朝から晩まで寝れるようになった息子。ここ2週間は夜の夜泣きに怯えることなく、産前と同じく普通に寝床にはいって普通に爆睡して普通に朝起きれているので、本当に感謝です。

正直、隣に添い寝してトントンしたり、泣き止まない息子をお腹の上に載せてラッコ寝したりするのも大変愛おしいので、私が寝なくても大丈夫で体力も有り余っている超人であればいつまでもやってあげたいところなのですが、私は睡眠がないと本当に消しゴムのカス同然の物体に成り下がってしまうので、息子には一人で寝てもらっています。でも息子も長時間ちゃんと熟睡できていると思うので、健康にはいいのかな。

ラッコ寝大好き「ひっつき虫」と呼ばれていた頃の息子。生後3ヶ月くらいかな...?もう恋しい。

たまに、私が吉田沙保里選手だったら1日中息子を抱っこしてあげられるのかな?とか思うこともあります。睡眠は全人類にある程度必要だとしても、筋肉はもっと産前からつけとけばよかったなーと思います。


最近、大変大変有り難いことに「note読んでいます!」と言ってくださる方がいてとても嬉しく思っています。そのようなコメントをいただいた日は、もう最高の気分の一日を過ごすことが出来ています…!

育休中で喋り相手もいないので自分の考え事や独り言を書き出しているだけの駄文にも関わらず、読んでくださって有難うございます。とても励みになります!

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