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2020年公開 北欧映画を振りかえる⑧ 6/5 『罪と女王』デンマーク・スウェーデン合作

児童保護を専門とする優秀な女性弁護士、夫と双子の娘があり、何不自由のない暮らしをする主人公が、引き取った夫の連れ子と過ちを犯すのですが、発覚しそうになるや、極めて残酷な大人の対応をし、自分の立場を守ろうとする行動に…。救いのない終わり方、後味とても悪い映画ですが、嫌いではありません。

おとなの女、主人公アンネを演じるトリーヌ・ディルホムが魅力的です。スウェーデンを代表する名女優(『未来を生きる君たちへ』など)、『リンドグレーン』ではオランダの里親役でしたね。

毎年北欧5カ国からノミネートされた作品でベストを選ぶ「ノルディック映画祭」2019年の最優秀作品。デンマーク、スウェーデンの合作ですが、実質デンマーク映画です。2019年のデンマークアカデミー賞(ロバート賞Robert Prisen)では作品、監督、主演女優賞など9部門で受賞。

2020.6.5 日本公開
英語題 Dronningen
製作年 2019年
製作国 デンマーク・スウェーデン合作
配給 アットエンタテインメント
上映時間 95分

監督 メイ・エル・トーキー
キャスト
トリーヌ・ディルホム
グスタフ・リン
マグヌス・クレッペル(ブリッジ)
http://www.at-e.co.jp/film/queen/

Prime Videoで観られます。

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