プライドって難しい
障害者雇用を考える際に、
この『プライド』というのがまあ
まあキーワードになってくる。
もちろんいい意味でのプライドは
大事にした方がいいし、
そのプライドからとてつもない能力、スキルを
発揮する方もいらっしゃる。
ただ、大抵のプライドっていうのは、
邪魔であり、その人の成長を妨げるもの
でしかない。
障害を負う前の実績や成果、評価というのは、
当然今は再現できない。
状況が全く違う。
昔はここまでできたんだから、
自分には今もその価値があるはずだと、
考えがちである。
ただ何度も言うが状況が違うのだ。
社会的に障害者雇用というのは、
社会的障壁により、能力発揮を妨げられている
方の雇用方式である。
配慮事項を使って、ようやく他の健常者社員と
同じ能力発揮となるのだ。
過去の栄光は関係ない、今の出力が全て。
そのことに気付いて始めて、
自分に合った配慮事項を立てて、
それを周りに理解させて、
出力を上げるのだ。
そこに変なプライドは邪魔なだけ。