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感情のせいで本当に伝えたいことが消えてしまう

お願いしたことが、
なかなか伝わらないことってありますよね。
でもそこで感情に負けてしまうと、
伝えたいことも伝わらないし、
余計にこじれてしまう。

今回の場合はお互いに非があったかなあ…
ある人はこうして欲しいと伝えたつもりが
違う意味に捉えられてしまった。
その相手はどうやら意図を確認せず
進めてしまったみたい。
お願いした人は、何でやらないんだと、
強い言葉で責めるし、
相手は何で自分がこんな責められてるのだろうと、
ムッとしてしまった。

お互いの言い分を聞いたうえで、
どうすれば良いかを尋ねてみた。
強い言葉で責めたられた方の人は、
自分の確認不足だったと、反省。
こういう意味で合ってる?との確認の習慣を
改めて取り入れようと、
早速やることリストにいれていた。

責めた方はなかなか納得しない。
一度自分が正しいと思ったら、
なかなか曲げない人というのもあるかも。
気持ちを受け止めて、丁寧に説明。

「気持ちは分かる、言ってることは正しい。
 だけど、とても惜しいんです。
 今回みたいに感情が前に出てしまうと、
 その感情のせいで本当に伝えたいことが
 消えてしまう。
 せっかく良いこと言ってるのに、
 余計伝わらないなんてもったいない。
 しかも相手は内容すっ飛ばして
 怒られたということしか
 頭に残らなくなってしまう。
 なんで?って怒りたい気持ちは分かるんですが
 損してしまいます。
 悔しいけど、そういう時こそ、
 丁寧に伝えましょう。」
 
短気は損気の体現だなあと、しみじみ感じます。

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