【読書】言語化力(三浦崇宏)
自分の目指す未来を、自分自身の言葉にできれば、あなたの人生は変わる。人生を変える手段は”言葉”であり、”言葉”の使い方やテクニックを本書は紹介している。
【学んだこと】
●すべてLIFE is Contents
笑われること、転ぶこと、負けること、間違えること、全部自分のネタ、武器、財産になる。
●仕事の報酬は仕事
報酬や賞も大事だが何よりも欲しいのはチャンスであって次の仕事である。
●戦略とは努力しないで勝つ方法を見つけること。
楽をするための努力を惜しまない。
●映画や本を紹介するときの言語化のポイント
固有名詞を省く(主人公や彼という表現を使用する)時系列も無視する
行為と現象と関係性だけを抜き出し、自分はどう感じたのかを整理する
●センスの正体は、経験と価値判断の蓄積。
かっこいい物を見たことがない人にかっこいいものを作れないし、そもそも何がかっこいいのかわからない。読書が大事というのもこの部分で、読書を通して様々な言葉を知っていることで、表現の幅の広がり、言語化の技術を学べる。
●デザインやコピーを複数案制作する理由
間違いが間違いであることを確認するために複数の案を作成する。
●発言のフォーマットを用意する。
結論からまずは発言する。「私は~と思う、ポイントは3つあって」「メリットは3つあって」この部分は真似ていくこと、3つ思いついてなくても、とにかく最初に「3つ」と言いいきってしまうこと。どうしてもやばいときの切り抜け方は、1、2を必ず守り切ること、1、2をいざとなったら捨てること
●変化を起こせる言葉が「いい言葉」
言葉は結局変化の触媒でしかなく、ご飯行きませんか?よりも、すき焼きお好きでしたよね?と質問した方が、相手がOKとなる可能性が高い。
●エピソードトーク
シャネルは「女性を自由にする」という言葉から始まるブランドである。ジャージ素材のドレスや、小さなハンドバック、セラミックの錆びない指輪、そのビジョンを実現するようなプロダクトの発想が生まれる。ビジョンがアクションを生み価値を創造している。
●大切な言葉の使い方
相手をとにかく名前で呼ぶこと、仕事の修正依頼が来た際にデザイナーへ伝えるときは「修正」という言葉でなく「更新」、「別のパターンを見てみたい」を「一緒に考えたいのですが」と言い換える。
●自分のスタンスを決める
自分は何をしているときがいちばん楽しいのか?
相手に喜んでもらえたときに幸せと喜びを感じる
自分が絶対曲げたくない価値観?
変化と挑戦に対してはポジティブなスタンス。変化した方がいい、挑戦は素晴らしい。
どんな社会であってほしいか?
多様なライフスタイルを認め、尊敬しあえる社会。
営業としての立場はどうするのか?
クライアントとデザイナーの間にたったとき基本はデザイナーの側に立つ。クライアントはたくさんいるが優秀なデザイナーは少ない。