見出し画像

SWOT分析の解説(初心者むけ)

お疲れ様です

飲食店経営 兼
指針書作成サポーター

バンズグリルの小川です



今回は『経営方針の作り方』の続きです
前回の解説はこちら
↓↓↓


今回はその必要な材料をどう調達するか
そこを書いていきたいと思います


まずは前回のおさらいで
経営方針の定義は以下の通りです

経営理念の実現をめざし、
中期(3~5年)のあるべき姿と目標を示し、
それに到達するための道すじを示したもの

経営方針の定義


この経営方針を作る為に
必要な材料が以下の6項目です

①時代の流れをつかむ

②顧客の声に耳を傾ける

③自社の長所、短所を分析

④変化の中から自社が発展する道を定める

⑤3~5年の期間で達成する目標作り

⑥目標達成のための手段を決める

イメージとしてはこんな感じ
↓↓↓

昨年の基礎講座で使用した資料の1ページ

要は①~⑥まで書き出して
それをまとめるんですが


同友会ではSWOT分析と
クロスSWOT分析を採用しています

(スウォットと読みます)


なので今日のブログでも
SWOT分析で解説していきたいと思います


これの何が良いかって言うと


経営方針を作る為の6項目のうち
半分がもう揃う!
そんな分析ツールになっている点です

①時代の流れをつかむ
②顧客の声に耳を傾ける
③自社の長所、短所を分析

①②③がSWOT分析で出てきます


それでは具体的に
一緒に考えていきたいと思います。


今日夕方の広島のローカルTV番組で
JR芸備線の存続協議のニュースを見たので
それを例にとってみたいと思います

日本全国のローカル路線でも
同じ問題を抱えているわけですが

乗客が極端に少ないので
JR側は路線廃止も検討しますよ と。

県や町としては
住民の方のために存続してくだい と。

国としては
うまいこと調整してくださいね と。
できることは協力しますよ と。


ニュースでは双方の言い分は平行線で終わり、
今後も協議が続きます 
とのことでした。

これをJR側目線で
SWOT分析に落とし込むと...

(想像で書いてますが)

プラスの材料が
なかなか見つかりません(涙)

ネットで調べると
100円を売り上げるのに
2万数千円の経費がかかっている!

そんな現状であるとのことです(驚)


いくら地域の足とはいえ
商売の観点からみると


経営方針としては
撤退やむなし......


だって大幅な赤字ですもん


黒字路線の収益で
赤字路線の補填を実施するんでしょう


先行きを考えると
路線廃止の現実味が増してきます...

(でも国庫の歩み寄りも必要かなと)



このように経営方針は


「こういう方向でいくよ!」

そう社内(社外)に向けて
共有するもので、
それをもとに色んな作戦が練られます


方向性が決まると
社員スタッフさんも
仕事がしやすいですよね


SWOT分析は
普通はこんな感じでやります
↓↓↓

あらゆる面で書き出していきます



でも


全然書けません(泣)
って言う方は


以下のやり方でやってみて下さい


お題を設けてネタをだす

です!



うちの『強み』ってなんじゃろ~?

って漠然と考えても
良いネタは浮かんできません!!


初めてSWOT分析を行う場合は
お題はコレでいってみましょう♪
↓↓↓

〇〇のところに入れてくださいね

ボリュームゾーンとは

出数が1位~3位の商品、サービス、またはその購入動機
or
売上比率1位~3位の商品、サービス、またはその購入動機

おススメはお客さんの動機をテーマにすることです


もしくは


SWOT分析はあくまで
ネタ出し作業ですので
思いつくままに数を出しましょう


信頼できる社員スタッフさんと
一緒にやるのもOKです



SWOT分析のネタをもとに

自社のメイン商品(サービス)、
または『その購入動機でのお客さんの数』を
どの方向性で伸ばしたらいいのか

or

今一番考えている事(課題)の解決策
それの突破口をみつける


それをまた明日解説したいと思います!


それではまた明日♪



前回の記事がこちら



うちのお店の紹介


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?