自己紹介をば、少々。
はじめまして、万里 一空(ばんり・いっくう)と申します。本名を河鰭 万里(かわばた・ばんり)と言いまして、こちらの名義でもこれまで細々と執筆活動をしてきました。
ざっくりと筆に関する経歴をまとめますと、東工大在学中に文学に溺れ、フランスの作家ル・クレジオについて卒論を書きました。その後、ブラジルにあった日刊邦字紙サンパウロ新聞で日系社会部記者を経験。帰国後、河北新報及び愛媛新聞でコラムを担当したこともあります。
2022年に、愛媛県で画家だった母方の祖父・山岡得七の足跡を辿る旅をまとめた紀行文『祖父のいる森』を発表。クラウドファウンディングでたくさんの方にご支援をいただき、出版。後に、愛媛出版文化賞の奨励賞をいただきました。
現在は、昨年入籍した妻と共にカナダのモントリオールでワーキングホリデーをしています。私たち夫婦は、共に音楽やパフォーマンスをこよなく愛しており、日本ではASOBIJOS(アソビジョーズ)というユニットで活動し、カナダではSWALLOWSという名義で、尺八(私)と日本舞踊(妻)のパフォーマンス活動をしています。路上パフォーマンスの様子などは随時Instagramでも発信していますので良かったらフォローをお願いします。
そんな私たち夫婦のドタバタ自給型ハネムーン(!?)が、このnoteで連載させていただいている、「ASOBIJOSの珍道中」になります。この連載は、いわゆるブログらしい、"海外生活情報"や"イチオシスポット5選"のような情報の発信は目的としておりません。非常にネチネチと書かれた物語でございます。ですが、なるだけ喜劇的で、言葉の息遣い、音色、リズム、色彩、食感、そんなものを楽しんでいただけるよう努めてまいります。隔週投稿の予定ですが、何卒遅筆にて、ご理解のほど、よろしくお願い致します。
一空