“喝!!”がなくなった
昨年限りで張本勲さんがサンデーモーニングのスポーツ担当のレギュラーから引退した。いろいろと今の時代にはそぐわない発言も多く物議をかもしていたが、いろいろな年代の人と我々は共存、暮しているのだから、いろいろな意見があるのは仕方ないと思っていた側であり、よく笑わせてもらったので、寂しい気持ちがした。自分も今は精神論は好きではないが、なかなか今はあれだけはっきり言ってくれる人もあまりいないだろうし、ああやって叱ってくれることで気づくことがあるいうことも否定できない。
今年に入って一回目の放送では、上原浩治さんがレギュラーをつとめることになり、拝見させてもらった。関口宏さんからも促されていたが、喝はなく、放送局は時代にあわせて方向転換を示したようにも見えた。しかし、相変わらず関口宏さんのおもしろおかしくスポーツ担当から引き出そうとするところがよく、関口さんがつくっている雰囲気も大きいと思った。関口さんの発言もいろいろと物議を醸すこともあったが、ある程度リスクというか少し突っ込んだ発言でないと番組がおもしろくないと思う。
張本さん、王さん、板東さん、そして自分の父親は昭和15年生まれの同級生であり、自分としては父親世代ということで特別な思いがあり、だいぶみなさん歳をとったようにも見えるが、パワーには驚かされる。この年代の人達はなんといっても戦前生まれの人達で、前回の戦争というのがそれほど遠くないと思わせる年代の人達である。
野村克也さんはこの世を去ってしまったが、プロ野球の最盛期で最も活躍し国民に大きな影響を与えた、長嶋さん、王さん、張本さんがまだ顕在である。想像したくはないが、特にONとの別れが来た時、世の中はどのように反応するのだろうか。天皇陛下並の扱いで報道されると想像する。やはりそんなことは想像したくないので、まだまだ後進のものに指導をし、大活躍して頂きたい。
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