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BG1, 第6章、幼少時代のすっぱ抜き1

<主人公は久々に戻った故郷の図書館で、自分の幼少時代を知る老人らに出会い、PTメンバーの前で恥ずかしい思い出を延々と語られてしまう>

セオドン
「これはこれは、わしの眼鏡に狂いはないぞ、かわいい<主人公>じゃないか!いや全く、かれこれもう…ええと…とにかくずいぶん長いこと見んかったな」
主人公
「こんにちは、セオドン。あれからどうしてた?」
セオドン
「ちっちゃい服を着たお前さんがキープ中を走り回って、大人の邪魔をしたり牛をおどかしたりしてたのを今でも覚えてるぞ。そうだったろ、ジェサップ?」
ジェサップ
「まさにその通り」
セオドン
「そうさ。もちろんお前さん、決して長いこと服を身につけたままじゃいなかったがな」
主人公
「わかった、わかった、覚えてるわよ。でもあなたはあれからどうしてたの?」
セオドン
「そこらの大人がちょっと目を離したら、その隙にお前さん、たちまち服を脱いで丸裸になっちまったもんじゃ。ブラックスタッフどん(ケルベン・ブラックスタッフ、伝説的存在の大魔導師)がここを訪れて、お前さんに出くわした日のことを思い出すわい。お前さんはキープの外れをめちゃくちゃに突っ走っとった。それをゴライオンが必死の形相で追っかけとった。お前さんときたら、ブラックスタッフどんの背中からマントをかっ払っちまったんじゃからな!お前さんはそいつを何とも可愛らしく腰に結んで…」
主人公
「わかった、わかった、わかったってば!もうその話はいいでしょ!今までどうしてたの、あなたは!」

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