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BG1, ラサードの個人クエスト、終了後の主人公との対話

***ラサードの個人クエスト後のセリフ、たぶんロマンス込み(BG1では空気感だけだけど)。ネタバレ注意!***




<悲劇的結末を迎えたイベントのあと、しばらくしてその中心人物だったラサードが口を開く>

ラサード
「兄の死という暗闇のなかでも、私はセルーネイ*の光明の祝福がほんとうに私にあると感じます」
主人公
「なぜ?」
ラサード
「私が月の女神の修道院で学んだすべてを以てしても、ガマズ*とその配下のダークムーンの信徒とを打ち破ることはできなかったでしょう。もし、あなたが一緒でなかったら」
主人公
「成り行きだったのよ。あとで後悔しないでね」
ラサード
「私はあなたのユーモアの素晴らしさもわかってきました。あなたと出会って以来初めて、私は自分が時には、何と言うか…その…」
主人公
「お堅く見える?」
ラサード
「その通りです。ガマズは殺されたものと信じ込まされて以来、私はずっと自分の心を解放することができずにいました。彼の死によってある意味救われたと思うのは間違ったことでしょうか?」
主人公
「もしお兄さんの裏切りを知らないままでいたら、本当のことを知るよりずっと悪い結果になってたに違いないと思うわ」
ラサード
「その通りです。曖昧なままの結末は、兄が邪教に転じたとはっきり知ることよりもなお、私の魂を苦しめてやまなかったでしょう」
主人公
「過ぎたことは忘れましょ。今は現実に戻るべき時だわ。これから楽しめることだってあるかもよ」
ラサード
「私には過去を忘れることは決してできませんが、それでも現実に戻ったほうがよさそうですね。おそらく、しばらくすれば…将来のことも考えられそうに思います」
主人公
「将来にどんなことがあっても、私たち、一緒に立ち向かえるわ」
ラサード
「そう思うと勇気づけられます。共に暗黒に立ち向かったあの後、私たちはほどなく輝かしい満月の光を…一緒に…浴びることができるだろうと」


*月の女神。ラサードはこの女神を厚く信仰するサンソウル教徒。
*ラサードの兄。もとラサードと同じセルーネイを崇めるサンソウル教徒だったが、ある事件で瀕死の傷を負った所をサンソウルとは真逆の邪教のボスに救われ説得されて、その邪宗(ダークムーン教)に改宗してしまった。兄は死んだと聞かされたラサードは、自分の命を狙われるまでその真実に気づかないでいた。

*この対話は主人公がgoodの女性でないと起こらないかもしれない。
*なお、このラサードのクエストは、仲間にしてからバルダーズゲートのとある地区に夜間行かないとトリガーされない。ノンビリ進めるのがおすすめ。その後イベントの本舞台に行くには、ナシュケル鉱山マップに入ってから南へ出ること。火か酸の属性のある武器があれば、それを持っていくと吉。ゲーム唯一の美しい雪景色が拝めるマップに行けます。

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