BG2, SoA, 衛兵と物乞いの対話、割って入るケルドーン
<夜、ガバメント地区にて>
アムンの衛兵
「止まれ!そこにいるお前!ガバメント地区で物乞いすることをわしが何て言った!?」
物乞い
「も…申し訳ございません…私が悪うございました。でも、余裕のある方々はみんなここにお住まいだし…それで…」
アムンの衛兵
「そんなことは関係ない!ここは市中でも品格のある地域なのだ。お前みたいなクズにウロウロされるわけにはいかん!先に会った時、これが最後だと警告したはずだ!」
ケルドーン(主人公PTの一員、名誉のベテラン騎士)
「衛兵!私はレディエント・ハート・モスト・ノーブル騎士団のケルドーン卿だ。君は、この男を貧者であるゆえに勾留しようと言うのかね?それは私には賛成しかねる!」
アムンの衛兵
「その…これは法でありまして、ケルドーン卿、しかし…ならば今回は…大目に見ることに…いたします、はい。ではいいぞ、貴様…その、とっとと行け」
物乞い
「あ、ありがとうございます!ありがとうございます、おかげさまで助かりました!心から感謝いたします!」
<その後>
物乞い
「お邪魔をして申しわけございません、マダム、ですがほんの一文ばかりお縋りさせていただいてよろしいでしょうか?」
「ここ数ヶ月というもの私と親族には非運続きで、私はとうとう一介の物乞いにまで落ちぶれてしまったのです」
主人公
「ええ、もちろん…これをどうぞ」
物乞い
「ご親切にどうも、奥様。あなた様のご寛大に心から感謝いたします」
*物乞いとしては非常にいい言葉使い、いかにも最近落ちぶれたばかりの良民のイメージ。スラム地区の物乞いのガタガタの言葉使いと比べると面白い。
*PTのメンツによって、割って入る人物とセリフに変化があるらしい。