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BG, ベイロスと主人公の会話3、身の置き処の悩み、ベイロスの安堵

<2の続き>

ベイロス
「ご覧のように、私は復活を遂げた。デーモンウェブ・ピッツ*行きは免れたわけさ!だが、以前備えていた力を失い、交渉相手にこと欠いてこんな脳タリ―おっと、お詫び申し上げる。どうも、長々喋り過ぎたらしい!」
主人公
「もっとひどい言われ方を、もっと立派な人にされたことだってあるわよ。何にしろ、何かお願いが来そうな予感」
ベイロス
「私は単純に、おたくらの種族とは上に立って見下す以外の口をきくのに慣れていないのだ」
主人公
「もう少しゆっくり、かしこまった言い方をしてみようか」
ベイロス
「私は他人に助けを乞うようなまねはしない。お恵みを求めるより、私がむしろ与えてやるほうを好む」
主人公
「そら来た、お願いが始まる」
ベイロス
「明々白々だが、私はまだかつての力の幾分かは使える。今のような矮小化された状態にあってさえ、私があらゆるレルム*を通じて五本の指に入る魔術師であることに変わりはないはずだ。私は大いに力になってやれる…おたくらが何をやってるにしろ」
主人公
「悪いけど、一緒に来てもらうわけにはいかないの」
ベイロス
「ダメだ!いかん!いかん、いかん、いかん!私を置いてくんじゃない、このヒレツなヒトデナシめ!こんな生っ白い野蛮人どもでいっぱいの場所に!」
主人公
「フレンドリー・アーム・イン*に行くといいわ。ここから遠くないし、たぶんそこの東側の外壁に隠れてたら見つかって殺されたりしないわよ。たぶん」
ベイロス
「よかろう!私は一人でそこへ行くとする。おたくらの助けは無用だ。失せろ!」


*ドロウのあがめる女神ロルスが支配する地獄の名前。ロルスの本相は邪悪で無慈悲な大蜘蛛、だからデーモンウェブ(悪魔の蜘蛛糸)と称する。
*世界全体のなかの一領域、あるいは一部分を指す。たとえば、このバルダーズゲートの冒険の舞台はフォーゴトン・レルムと呼ばれ、それは地球に当たるアビア・トーリルという惑星の上に存在し、それがまたマテリアル・プレーンと呼ばれる次元に存在する、というあんばい。
*このゲームで最初に目的地になる宿屋の名前。

*ここでは断ってるが、もちろんPTに入れることもできる。ベイロスはイービルのソーサラーで、本人の大口ほどではないにしろ非常に有能である由。イービル大嫌いのパラディン・アジャンティスがPTにいるとケンカになるが、ハン(メイジのエルフ。エルフでもドロウと折り合えるのか)がいるとうまくなだめてくれるとか。

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