出来合い嫌いなボーイーズ
近頃、この頃、魚釣りをはじめている。
今の職場に入る際にあった面接で、面接官だったsoratobuさんにずっと憧れを抱いていた。そしたら、フライフィッシングをしているというではないか。幼い頃から海が大好きで海に行けばひたすら浸かっているだけでアドレナリンが溢れ出てしまう私が、水場に足を運べるなんて幸せでしかないじゃないか!そして、魚がシンプルに好き見るのも触るのもいただくのも全部。だから、この職場に入ったらフライフィッシングをする!と決めていた。
まあまあ思うようにはいかず勤めて3年目。
ついに、スタートラインをきることが出来そうだ。(できている)
うれしい。うれしすぎる、感謝でしかない。
うれしいが勝っちゃうけれど。ドレミファソ!
スタートラインをきることが出来たのは、出来合い嫌いのボーイーズに出会ったからだ。ありがとう。
魚を焦点にあて、川も海もどこでも季節問わず魚と向き合う(向き合え)彼らについて話をしたい。
彼らは、大きな魚を釣りたいわけではない。(たぶん)
簡単に釣りたい、楽して釣りたい。映えで有終の美を飾りたい。車の中から釣りをしたい。なんて一ミリもない。(たぶん)
潮の流れ、天気、月の満ち引き、水面下で繰り広げられている魚たちの世界を見定めながら時と場をいったきたして、釣りをしている彼ら。
だから、魚に出会えなかった帰り道。夜ご飯のための買い出しにスーパーによると、魚コーナーへ一目散。
「この量でこの値段って、僕らなんで釣りしてんの笑」
「だよね笑」
この会話、全くくらくない。むしろ、温かい空気感笑
むしろ心地が良く。
ご飯食べたらまた向かうくらいにして。
捌かれて、食べるだけになっているお刺身じゃない。
家族分のほどいい程度の大きさの魚が、お手軽な金額で売っている特売じゃない。
と言っても、自分の釣った魚大小関係なく持ち帰って、いただくというわけでもない。
ちゃんと、魚の生活、健康状態、生きる様を考えている。
小さかったら、また次回におわずけ。またね。
食べれる分だけ、いただく。
そんな彼らを、出来合い嫌いなボーイーズと命名しよう(勝手)
人間が生きているこの青星には、たくさんの命を宿す生き物たちがいることを忘れちゃだめ。その命をいただいているおかげで楽しい嬉しい悲しい辛い頑張った、頑張ろうと日々感情を感じながら生きられていることも。
容姿も言葉も違うけれどなんとかコミュニケーションをとろうとする行動のように、初めての友達と挨拶を交わすときの相手を思って行動するときのように、魚にも魚が生きる環境にも同等の思いやりを。
私も、次、魚たちに会いたいから奉仕活動はやめない。
奉仕活動?いやちょっとレベルアップさせたい。
Lv.1昇進!やった。
Lv.1メバルチャンス!
メバルチャンスとは:瞬時に感じたモヤっとした感覚を見捨てずに、一つ勇気を持てば進めそうなことを選択し行動していること。
ゴミは分別してゴミ箱へ。メバルチャンス!
両手に荷物を抱えたおばあちゃんをみたら、片方の荷物を肩代わり。メバルチャンス!
my箸を持って、中華屋ラーメンをいただく。メバルチャンス!
大好きなコーヒーを、まだ眠い目をこすりながらmyタンブラーに注ぐ。メバルチャンス!
合言葉は「メバルチャンス!」を声にすること。これが癖になる。
みなさんもどうぞよろしく。
※出会いたい魚の名前の後に、チャンスをつけてみよう
さあ竿を買って、キャスティングの練習をしに行こう。
ウェダーを履きたいし笑
あ、さかなちゃんのコーヒー飲みたい。