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イヤな人は避けて良いのだ
あなたの周りに気に食わない奴、いますか?
ここがイヤだ!と明確になくても何となく嫌だ、、、は誰にでもあると思います。
人間ですからね。
その人とのかかわり方についてどうしてますか?
私はこれまで嫌でもうまく付き合っていかなきゃいけないんだと漠然と思っていましたが、最近はまったく違います。
避けても良いんだ!
だって自分の人生にマイナスなんだもの!
と開き直るようにしました。
面と向かって避ける旨を伝える必要はないのです。何となく積極的に関わらないだけ。
でも、その場合にも2つのルールを設けました。
1.避ける前に一度でも向き合ったことがあるかを考える
もしかしたらあなたは嫌な人の嫌な部分を強調してみているかもしれません。だってマイナス色メガネでそもそも見てるんですよね。
どんな人にも良いところがある筈…と5秒くらいは広い心を持ってみましょう。
そしてできれば一度でも1対1で話してみること。
それでも何となくもやもやするようであればスッパリ関わらないようにして良いと思うのです。
先入観だけでなく踏み込んでみたのですからね。
それにあなたから距離を置いたところで向こうが追っかけてくるのではないでしょう。
それであればその人も自分と同じ気持ちなんだろうな、と考えてよいのだと思います。
2.どこがイヤなのかを考えてみる
これはちょっと辛い作業かもしれません。
イヤな人にフォーカスした脳作業ですから。でもこれが成長のヒントになるかもしれないのです。
例えば、いつも前向きに色々やっていて昇進をしたりうまくいっている人があなたの嫌な人なのだとしましょう。
もしかしたらこれはあなたの「願望」の表れかもしれないのです。
あなた自身が昇進したかったり、そんなふうに前向きに活動をしているのに憧れを抱いている場合、具現化したその人がうらやましい、という妬みの感情がイヤな気持ちになっていることが多くあります。
妬みという自分のネガティブ感情を認めたくないので、相手を非難することに逃げるんですね。
あの人は嫌な奴だ、と決めて自分が妬んでいることに気づかないようにするのです。
脳は嫌なことを避け、「快」に向かって行動する、ということが脳科学の研究でわかっています。
ドーパミンをコントロールしているんです。
そもそも「嫌な人を避ける」という行動自体がこの脳の働きではあるのですが、その前にいったん「なぜ避けたくなるのか?」を棚卸してみてください。
その原因は自分がなりたいと思っている姿かもしれません。
それであればなりたい姿を目指して達成すればよいだけ。
言葉は悪いですが、そんなやつ放っておけばいい。
むしろ原因を教えてくれてありがとう、です。
気づきを得たらさっさと避けましょう。
「妬み」ではなく「こういう人になりたくない」と思っている感情から「嫌な人」と思っている場合もあるかと思います。
例えば嫌だと思っている人が「誰にでも愛想よくふるまっている人」だとします。
もし妬みの感情から来ているのであれば、「誰とでも仲良くできていいな」「私もああやって社交的になりたいな」というのが本来の願望です。
一方でこうなりたくないと思っているのであれば、「私は八方美人になりたくない」「上っ面だけの付き合いはしたくない」というのが願望になります。
これはどちらを見極めるかによって、何をするかorしないか につながるのでいったん考えて見てくださいね。
人生は短くない、でも思っているほど長くないんじゃないかと思うのです。
それならプラスの刺激を受ける人と付き合っていきたいです。
現在作成中の手帳にもそんなことを書けるシートを検討しています。
「妬み」 → これから何をしていけばよいか
「こういう人になりたくない」→ なりたい自分
が書き込めるようなシートです。
自分の中のネガティブな感情と向き合うのは辛いもの。
だから少なく1ページだけ差し込もうと思っています。