印刷会社さんに個人で問い合わせても良いの?
自分でデザインした手帳を作ろう!!
と意気込んだものの、どう作ればよいのかわからなかったのがつい2週間前。
しかし、インターネットは便利なもので、
手帳 オリジナル
と検索するだけで複数の印刷会社さんが出てきました!
いきなり素人が連絡してもよいものか、と悩みつつも50部や100部など小ロットからの印刷も受け付けているとの記載があり、さっそくメールを送ってみることにしました。
思い立ったらすぐやりたいので本当にすぐ送りました。
送ったのは3社。
HPを見比べて絞った3社は、小口の注文に対応していそうだったり、同様の案件の経験が多そうな印象を受けたところ。
メールに書いたのは挨拶文に加え、
・個人で手帳を作ろうとしていること、
・小ロットはどれくらいを聞きたいこと、
・こんなページを作りたいと思っていること、
・データはこちらで用意するということ、
・想定しているサイズとページ数
など現在イメージしていることはすべて書きました。
けっこう具体的だと思います。
特に「こんなページを作りたい」には、マンスリー、ウィークリーバーチカル、〇〇リスト、白地図、ガントチャート…等々普段から欲しいと思っているページをすべて入れました。
欲しいページは全部欲しい!という欲望をつめこんだメールなので、受け取った方は重いと思われたかもしれませんが…。
そして1社よりさっそくメールとお電話が来ました。
週明けの午前中に来たので非常に好感を持て、こんな個人相手に申し訳ないと思ったくらいです。
担当者の方は非常に丁寧に手帳のしくみそのものを教えてくださいました。
たとえば、ページ数。
手帳の構造上16の倍数でないといけないことはまったく知らなかったです。
そして綴じ方。
ほぼ日手帳のように180度ぱたんと開くものが好きなので、糸かがり製本を真っ先に希望しました。
最近180度開く手帳が増えていますよね?
たしかEDiT(エディット)も今年からこの製本方法だった気がします。
後は印刷方法。
私が現在使っている手帳ではグレーで文字が表現されているところがあり、さりげなくてとても好み。
黒字だけでなくグレーもお願いしたいと伝えると、「グレーは実は黒のドットの集合体なんですよ」とのお答え。
確かによーく見ると、黒のドットが間を空けて並んでいるのです。
そのせいで色が薄く見え、グレーのように感じていたのですね。
毎日見ている筈なのに気づきませんでした。
その他にもオンデマンド印刷やオフセット印刷の違いも教えて頂きました。
1冊をつくりあげるのに数々に技術が入っているのだと思うと尚更大事にしたくなりますね。
そして部数。
わかっていたことだけど、100部刷るよりも300部刷る方が1冊あたりの単価は安くなります。
だけど300冊って!! いまから在庫になることがわかりそうな数量です。
目処がまったくつきませんが、ひとまず100冊のものと300冊のものの両方の見積もりをお願いしました。
いくらくらいかまずは見ておきたいですから。
見積もりを待つまでの間、資金はどうするの?という壁を乗り越える方法を考え始めました。
それはまた別の記事で。