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右ニーインの原因は左にある!?

どうも、
今月はピラティスの依頼が
多くて嬉しかったやまねです。

僕はピラティスを行う前に
その方の呼吸筋がどのような状態なのか
チェックして、
できるだけ呼吸補助筋でなく
横隔膜で呼吸できるようにしてから
エクササイズに移行します。


ピラティスは呼吸筋へのアプローチも
良いですが、
身体の崩れなどを自身で認知できるのも
良いところです。

https://note.com/band_pt/n/n3d3fda01470e

姿勢や動きの中での
関節のポジションは大切になるなと
感じさせていただけた日々でした!



そこで今回の記事では、
左側の関節のポジションによって
右がニーインする例を
いくつかご紹介しようかと思います!


僕が気づいた
右ニーインする方に多かった共通点です。


それではいきましょう!


右ニーイン、左胸郭に注目!

右のニーインには
胸郭の左側方偏位が関係していると
考えられます!

柿崎先生のセミナーや教科書でも
有名な胸郭左側方偏位。
詳しく知りたい方は是非セミナーへ!

胸郭の左側方偏位と右ニーインには
どのような関係があるのか
確認してみましょう!


胸郭の左側方偏位では
左の中下位肋骨は外旋(アウトフレア)
右の中下位肋骨は内旋(インフレア)です。

このアライメントから
体幹の質量は左側に偏るため、
右荷重になった際に
右側に体幹の質量を乗せきれない

可能性が高まります。
(後ほど寛骨のところで詳しい画像のせます。)


その結果、
右荷重時のニーインが
起こっている可能性があるわけです!

また、胸郭左側方偏位の肋骨の関係性から
左外腹斜筋、右内腹斜筋の伸張、
左内腹斜筋、右外腹斜筋の短縮

が起こりやすくなります。


すると、
体幹の右回旋が起こりにくくなることが
予測されます。

※もちろん側屈のバランスも変化しますが
今回は割愛します。


歩行周期では
立脚中期で重心の位置エネルギーが最高になり
その後反体側に重心移動しますよね。

体幹の右回旋が起こりにくいということは…
左立脚後期から右の荷重応答期への移行が
十分に行われずに右ニーインする
可能性があります。


そのため、
胸郭がニュートラルにあること、
体幹の回旋可動域が確保されていることが
重要になります。

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