膝疾患は半膜様筋を要チェック!
どうも最近通勤中は
Audibleで心理を学んでますやまねです。
通勤の時間も有効活用です!!
前の週は自分自身
膝モードに入っていたので
今日は半膜様筋のお話をします!!
臨床でハム柔らかい人いますか?
基本硬くないですか?
もし膝疾患の方でハムが硬いのであれば
半膜様筋については理解しておくべきです!
それではいきましょう!
半膜様筋の起始停止、作用
半膜様筋の筋走行はざっくりこんな感じですね!
半腱様筋の深層に位置しています。
〜起始〜
◯坐骨結節
〜停止〜
◯脛骨の内側顆の内側から後部
◯内側半月板
◯斜膝窩靭帯
◯後斜靭帯
◯後方関節包
◯膝窩筋筋膜
停止が多い…
都合上、後関節包と後斜靭帯は省略してます。
〜支配神経〜
◯脛骨神経L4〜S2
〜作用〜
◯股関節伸展
内転の補助
◯膝関節屈曲
→脛骨後方移動は膝関節90度屈曲位で
最も強力になる。
◯下腿内旋
(下腿の内旋作用は半腱様筋の方が強い。)
◯立位で下肢固定位であれば骨盤後傾
◯内側半月板の後方移動
〜短縮、伸張位〜
◯最大短縮位
→股関節伸展、内転、外旋
+
膝屈曲
+
下腿内旋
◯最大伸張位
→股関節屈曲、外転、内旋
+
膝伸展
+
下腿外旋
半膜様筋の解剖学的な特徴
特徴を3つほど紹介します!
①半膜様筋腱内内側側副靭帯滑液包と
半膜様筋腓腹筋滑液包が存在している。
半膜様筋と内側側副靱帯の間と、
半膜様筋と脛骨の間にSTBという
滑液包があり摩擦ストレスを軽減しています。
また、
半膜様筋と腓腹筋内側頭は交差しており
その間にはSGBという滑液包があり
両者の摩擦ストレスを軽減しています!
これに関しては前回の記事を
参考にしてください!
↓
膝窩嚢胞の基礎と介入
②筋線維、成分の違い
はじめに
筋走行の写真を見ていただいたかと思いますが
実は筋線維、成分に特徴があります。
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