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感覚で運動を変える

どうも、
この前はドラマー整体師原さんの施術をしました
やまねです。

左肩の不調は右下肢の
タイトさからきていたというものでした。

本当、患部=原因ではないなと日々思い知らされています。(もちろん患部の介入も大切です)


そこで、もう一度身体の感覚や運動の仕組みを
復習したのでシェアします!

なぜ、正しい運動ができないのか
なぜ、筋出力が落ちるのか
どうすれば正しい運動、感覚に戻していけるのかを本を読んで再考しました。


運動と運動単位

僕たちは毎日必ず筋肉を動かして、身体運動を起こすことで色々な目的を達成しています。

移動するために→歩く→下肢の筋肉を使う
食べるために→箸を使う右指の筋肉を使う



この日乗動作は筋収縮による関節運動で成り立ち、それを担っているのが錐体路です。

今回の内容は錐体路がメインではないので細かい説明は割愛します。


要するに、
脳から出た運動ニューロンが筋肉を収縮させて関節運動を起こしているわけです。


そして、運動の質や筋肉の出力は
運動単位によって調整されています!

運動単位とは、脊椎および脳幹のひとつの運動ニューロンおよびそれに支配される筋線維群のことで、運動の最小基本単位である。

筋力発揮の脳・神経科学ーその基礎から臨床までー 
大築立志らp1


そのため、
重い荷物などを持つ時には主動作筋の運動単位の動員を増やして調整しますし、
軽い紙などを持つ時にはより小さな運動単位を動員することで調整をしています。
(サイズの原理)


つまり、
運動を変化させていきたい場合
運動単位(脊髄と支配される筋)にアプローチして、運動単位の動員数や発火頻度を変化させていかないといけない
のです。

運動は入力と出力で成り立つ

運動単位の
動員数→筋線維(末梢)
発火頻度→脳、脊髄(中枢)
であるため、末梢と中枢の両者を理解しておく必要があります。

<正常動作の神経機構の図>
感覚入力で挑む
感覚・運動機能回復のための理学療法アプローチ
斉藤秀之らp21

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