就活無双コラム【自己分析のやり方】
おはようございます。ヒロです。
それでは自己分析の方法についてお話していきたいと思います!
あくまで数ある正解の中の一つ
以前の下記の記事で自己分析の必要性についてお伝えしました。
ではその自己分析ってどうやってやればいいの?という事をお伝えしていきたいと思います!
ただ前提として、【自己分析】は世の中に色々な方法が紹介されています。「自己分析 方法」などでググるだけで数えきれない方法、ツールが出てくると思います。それぞれとても素晴らしく、それらの方法に比べて私の方法が一番いい!というつもりは一切ありません。
ただ、結果として、私は自分のやり方で新卒・転職活動中に面接を40回ほど経験しましたが、面接で落ちたのは2回だけで、通過率は95%ほどでした。
これはもちろん面接のテクニックや準備によるものあると思います。
先日の記事で書いた第一印象はまさにその典型ですよね
テクニック的な物は別の記事で伝えていきたいと思いますが、バックグラウンドには【自己分析】がしっかりあったからだと感じています。
つまり何が言いたいかというと、自己分析の方法はたくさんありますが、その中で何がマッチするのかは人それぞれで、その中でも、実際に結果が出ている私の方法も正解の一つではあると思いますので、ぜひ参考に読んでいただければと思います。
意外と自分は自分の魅力を伝えられない
「あなたって一言でいうとどんな人間ですか?」「どんな強みがあって何が得意ですか?」「何をしている時が一番楽しいですか?」「これまでで一番苦労したこと、頑張ったことは何ですか?」と聞かれると「うっ…」と詰まってしまうのではないでしょうか?ある程度就職・転職活動を進めている方であれば、ちゃんとできるという方もいらっしゃるかと思いますが、なかなか難しいと思います。
日々自分の事を客観的に見つめ、私はこういう人間だ、こういう考え方をもっているんだと考えながら生活できている方はスムーズに出せるという人もいる思いますが、なかなか難しいものかと思います。
私自身、新卒採用の時はこれができていなかったため、自己分析を通して改めて、普段自分がどういう基準で行動を選択しているのか、何に心動かされる人間なのかを掘り下げ、答えられるようにしていきました。
ただ、この考え方が身に付き、日々意識して社会人生活を送っていた転職活動では、ある程度自分への理解と考え方が固まっていたため、自己分析は簡単な棚卸レベルで済み、面接や職務経歴書を書くのにほとんど苦労しませんでした。ぜひ、今回自己分析を行った後は、日々の生活の中で自分の考え方、行動を振り返る習慣を作ってもらえればと思います。
では具体的な自己分析の方法に移っていきましょう!
~ヒロ流自己分析法~
①イベントの棚卸
②そのイベントの際の感情・思考の追記
③客観的に自分の分析
①イベントの棚卸
大分類(人生のフェーズ)→中分類(所属)→小分類(出来事)と人生の出来事を列挙する。※ここは人に見せるわけではないので、出来事の大小にかかわらず、できる限りネタを出しましょう。
ex)大分類(人生のフェーズ)→中分類(所属)→小分類(出来事)
・社会人 ⇒ 営業部門 ⇒ ルート営業
⇒ 後輩育成
⇒ 趣味 ⇒ キャンプ
・大学 ⇒ テニスサークル ⇒ 教育担当
⇒ 居酒屋アルバイト⇒ フロアリーダー
②感情・思考の追記
小分類の時どんな考え・感情・判断があったかを具体的に思い出しながら追記していく。行動の結果までかければ、よりgoodです!
ex)
【社会人】
・ルート営業
⇒お客様の売り上げを上げたいから新商品提案、課題をとことん聞いた、課題を解決するための別部署へ掛け合った
(結果)お客様からの信頼をしてもらうことができ、競合から自社へサービスを切り替えをすることができた。
・後輩育成
⇒自分が教えられたときに、作業だけ教えられて苦労した経験があるので、教育する際は作業だけ教えるのではなく、なぜその作業をするのかのバックうグラウンドも伝えるよう心掛けた
(結果)後輩が自分で考えながら仕事ができるようになり、知識の定着がしやすくなり、成長スピードが上がった。
・キャンプ
⇒どんどんのめりこんで雑誌を買ったり、グッズをそろえたりしたなー、最終的には一人でソロキャンプするまでになった
(必ずしも結果はなくていいです。)
【大学(サークル)】
・教育担当
⇒テニスを始めてやる初心者の教育だったので、まずはうまくなる事より楽しめるよう配慮した。
(結果)過去に比べ新入部員のやめる人数が減り定着した。
【大学(アルバイト)】
・フロアリーダー
⇒接客をしていて、お客様が最初に頼む物を悩むことが多かったのでスピードメニューリストを作成した。
(結果)客単価が上がった、すぐ注文ができるのでお客様満足度も上がった
③客観的に自分の分析
②で記載したその時の考えを俯瞰的に見ながら、自分の考え方、行動の傾向を抽出しまとめてみましょう。そこから自分はどんな基準で行動しているのか、人生の中で何を大事にしているのか、何をしている時が楽しいのか、客観的に見てみましょう。
ex)
ルート営業、アルバイトの時の経験を見ると、自分は相手が何を考えているのか、何を求めているのかを考えることが好きだな…
そこから行動に移して、解決するのは得意かも
後輩育成やサークルや活動では、自分の経験を振り返ってみてそれを元に改善やアウトプットするのが得意だし、それで喜んでくれると嬉しいな…
キャンプみたいに昔から何かにのめりこむと熱中してどんどん自分で調べて上達していくのが好きだな、そういえば資格の勉強なんてのもしてたな
①~③を踏まえてやりたい仕事や興味のある業界を導くまで行ければグッドです!
ただ、企業選びは自分がやりたいかどうか以外にも別に大事な考えがあるとも私は考えています。是非企業選びに関してはこちらの記事も参考にしてもらえればと思います。ただ、この作業で企業や業界と結びつけることができれば。志望動機や自己PRに一貫性が出てくるとも思いますのでその辺も意識しましょう。
あまりずらずらと書いてしまうと長くなってしまうので、参考程度に簡単にお書きしました。
この作業が大事な理由は主に2つあります。
それは
①自分の過去にあった経験・出来事を書きだし、棚卸するため
②その行動の時に何を考えなぜそうしたかを認識するため
この2つです。
①自分の過去にあった経験・出来事を書きだし、棚卸するため
→ここは上に書いたことと重なる部分もありますが、意外と自分は過去にあった出来事を覚えていない、もしくは覚えていたとしてもいきなり話せと言われるとうまく話せないものです。
それをしっかりと思い出し、いつでも話せるようにするために書き出し、客観的に見直す作業はとても大切です。手書きやExcel等で作成し、都度思い出した時に追記→確認→追記を繰り返しアップデートを繰り返しましょう!
②その行動の時に何を考えなぜそうしたかを認識するため
→新卒採用の時によく聞くのは、自分は人に言えるほど大した行動はしていないな、、と考えてしまう事です。
もちろんぱっと見のインパクトや結果は全く必要ないとは言いませんが、面接官が一番大事にしているのは、その過程でどう考えどう行動したかです。
例えば、友人と会話していて、私の部活は全国大会で1位になった!アルバイトでバイトリーダーしてたんだけど、全店舗で売り上げ一位になったんだと言われても、まぁすごいことだけど、じゃああなたはその時何をしたの?って思うんじゃないでしょうか?(思わない人も多いかもしれませんが笑)
それは面接官も同じで、その人が自分の会社もしくは組織に入った時どう貢献してくれるのか、一緒に働くイメージができるかが非常に重要なので、大切にすべきはその過程でどう考えどう行動したかなんです。
だから、エントリーシートや面接で話す自己PRを作る時もキャッチフレーズを考えるのに労力をかけるのも大切ですが、そこよりも何よりもその行動や思考をより魅力的に伝えられるようになることに労力を注ぐようにしてみましょう!
長文になってしまいましたがまとめます!
まとめ
自己分析は
①イベントの棚卸
②そのイベントの際の感情・思考の追記
③客観的に自分の分析 の流れで行う。
この作業が大事な理由は
①自分の過去にあった経験・出来事を書きだし、棚卸するため
②その行動の時に何を考えなぜそうしたかを認識するため
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし私は違う方法をした、ここはちょっと違うんじゃない?ためになった!なんて意見コメントいただければ幸いです。
ではまた次の記事で!!