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もしも君がカレーを食べろと言うならば

ここでたびたび話題に出しているラジオ番組で「明日のラッキー○○」なるものがあるのだけど、明日のラッキーフードは南インド料理だった日があって。

南インド料理か~。

インド料理と看板を掲げている店はあるけれど、南であることを主張している店は近くにないなあ~!解釈の画素数下げてカレー食べる、でいい?いいよね!GO!

というわけで初めて入ったインド料理屋がこちら!

いざ入店すると外より蒸し暑く、スタッフたちが現地の言葉で雑談していて、さらにBGMには恐らくインド歌手の曲が流れていたので慌ててスマートフォンをかざすと、Arijit Singh(アリジット・シン)というやはりインド歌手であった。

なかなか良いのでYouTubeを貼っておこう。この節回しである。

スマートフォンで「この歌手誰だ!」と焦って拾っていること含めて、入店から15秒でかなりの異国情緒を味わっている僕。
コップに入った水を出されたとき、一瞬「これ飲んでも大丈夫か?」と躊躇ってしまったくらいだ。

日本語も堪能な店員さんにオーダーを済ませ、しばし店内を眺めていると、ふとテーブルの面から甘い誘いが。

キャラが立ちすぎである。タージマハルビール。飲みてえっ・・!!
おそらく店員さんに、ぼそっと「美味しいですよ」とでも勧められたら「じゃあお願いします!」と、あなたが勧めたから飲むんですからというふうに無為な責任転嫁と共に喉へ流し込んだであろう。店内暑いし。

しかし、僕にタージビールを勧める暇があったらスタッフ間での雑談を楽しみたいようだった。僕も雑談されればされるほど、ここ日本じゃない感、ここどこ感、この水飲んで大丈夫感を味わえるのでむしろ雑談しててほしかった。

ほどなくしてキーマカレーが運ばれてくる。

競輪選手の太もも。

そんな感想が、ナンを目にした瞬間に脳裏を過ぎった。

お分かりだろうか。

ナンの全貌を写真に収めようとしたのに、それでも少し見切れてしまっていることを。そして、僕が食レポの人だったら秒でライセンスを剥奪されるということを。

肝心の味は、結論から言えば毎週通っても良いくらいだった。日本人向けに調整されている・・というか、辛いランクが1~5まであって、2を選んだから拍子抜けするくらいに辛くなかった。辛さを調整してくれること自体が日本人向けである。

先週行ったこのお店。早くも明日また行きたいなと思っていた矢先にトラブルが発生した。僕に。口内炎ができた。2つ。僕に。

なお、次いくときは辛さレベルを2から3にアップさせると決めている。口内炎との折衝は必須である。

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