心を込めてトイレ掃除

復職プログラム２日目
職員室でパソコン仕事からのスタートです。

現場から戻ってきた先生同士で飛び交う話の中身は仕事の報連相
長い間仕事をお休みしている私は話に入っていけるはずもありません。

冗談話が始まったとしても話題に入っていけません。
同僚に負担をかけている自分が話題に入っていいのか、どうしても憚られます。

この日、一番力をいれたのがトイレ掃除。
これほど丁寧に時間をかけてトイレを掃除したことは過去にありません。
勤務していた頃に気になっても手をつけられていなかったところ、例えば小便器の目皿なんかも外して磨きました。

丁寧に心を込めて磨くことで、同僚に対する罪悪感を拭おうとしていたのかもしれません。
お役に立てることは少ないですけど、自分にできることを丁寧に取り組んでいきたいと思います。

掃除をしている私に、「ありがとうございます」と声をかけてくださる先生もいました。

声をかけてもらえて、とても嬉しかったです。
休職中を振り返ると、誰かの役に立っているなと実感できる場面ってほとんどありませんでした。
「仕事ができるって幸せなことだな。」そう思えました。