スケベ高校生の主張「ブラック校則を作ってください!」
教育問題でやたらと話題に上がるのが、ブラック校則。
数年前には、ブラック校則が映画やドラマにもなりましたよね。
代表的な例にも紹介されてる「下着の色指定」
私が通っていた高校なんですけど、女子の制服は白のセーラー服でした。
席替えである女子の後ろの席になりました。
分かります??
色付きの下着だと透けて見えてしまうんですよね。
というか、見てしまうんですよ。スケベ高校生なんで。
私がドスケベなのか、それとも意志が弱いのが原因か?
「今は先生の話を聞かなきゃ。授業に集中!」
と自分に言い聞かせれば言い聞かせるほど、前席の女子の下着が気になってしまう(汗)
テスト中も、
「あっ、先生がこの話をしていた時、あの子は黒色の下着だったな。」
というのは覚えているんですけど、話の中身が全然残っていないという(汗)
当然、成績も急降下。
「女子の下着が気になって、授業に集中できません」
スケベ高校生は、そんなこと誰にも相談できるはずもなく
泣き寝入りと言えるのかはわかりませんが、なすすべはなかったです。
じゃあ、あの時どうすればよかったのか?
当然本人には言えません。もちろん。
やはり、頼るべきは先生。
ただ、担任が女性でしたので、高校生が相談するにはハードルが高い。
席替えは学期に1度、年3回程度でしたので、数カ月は同じ席にいることになります。
なので、「最近視力が低下したのか、黒板が見づらいので前の席に替えてもらえませんか?」と言えば、丸く収まったのかもしれません。
「とりあえず、眼科に行ってみる? 必要であればメガネをかければどう?」
と言われればそれまでですが・・・
このどうしようもないスケベ高校生の学習権を保障するには、黒色の下着を禁止するという文字通りのブラック校則も必要だった!?
このような記事を書くと、ブラック校則肯定派のようにとらえられますが、教員になった私は、校則はミニマムにすべきという意見で、生徒や保護者に理由を説明できない理不尽校則はなくしていきたい派です。
なので、この記事がブラック校則を押し通すための材料にするのはご遠慮くださいね。
校則やルールで問答無用に押さえつけるのではなく、問題が起こればその都度、対話の中から落とし所を見つけ、折り合いをつけるのが多様性の時代を生きるために必要な力だと思うので。
こんなスケベな生徒もいますよという話し合いの材料にしてもらうのには歓迎です。
今となっては笑い話、青春の淡い1ページです。
最後までお読みいただきありがとうございました。