好きぴと仲良くなるために調べた「アイドル」のほうが好きになってしまった

はじめまして、ちばばな奈といいます。

初投稿の内容はタイトル通り……

実質、浮気の話です。
あくまで「実質」なので、「実質無料！」の誘い文句みたいに実際はそんなことありませんが……。

2024年3月末ごろ、
私には少し気になる女性がいたんです。

かわいい・やさしい・人の痛みがわかるなどと魅力が盛りだくさんなのですが、とくにアイドル好きな(趣味が合う)ところに惹かれて。というのも、私は小学生のころからアイドルが好きないわゆるオタクなんです。

推し活が一緒にできる彼女なんて…
私にとっては超絶理想でした！

少しでも仲良くなれたらなぁ、と思っていたところ、その子がInstagramでこんなストーリーを更新。

© 2024 Yoyogi Animation academy

「舞香ちゃんかわいすぎる」

そこには知らない女の子がいました。
ルックス的にアイドルか…？

これは…

ナーーーイスタイミング！！！
話題作りのチャンスだぁー！！！

好きぴはこの子が推しなの？
え、だれだれ？舞香ちゃん？
私はすぐさまGoogle先生のもとへ駆け込みました。

「舞香　芸能人」で画像検索してみると
出てきた2人目くらいに探していた子を発見！

名前は、佐々木舞香。「=LOVE(いこーるらぶ)」というアイドルグループのメンバーでした。

「=LOVE」か、どこかで聞いたことがある。
たしかAKB48元メンバーの指原莉乃がプロデュースしていたような……。
その夜はYouTubeやInstagramなど、
あらゆるSNSを血眼になって漁りました。
(眼精疲労で充血してマジ血眼になりました)

そして翌日、その子に連絡。
ある程度は知識ある感を出してみました。

私…私
〇…好きな人

私「イコラブ好きなの？」
※イコラブは、=LOVEの通称

〇「すきだよー、舞香ちゃん見た？」

私「昨日のストーリーか。見たよ」

〇「めっちゃ可愛くない？」

私「わかる。あ、新曲のMVみた？あの舞香ちゃんエグいよね」

〇「え、なにそれ。まだ見てない」

私「あ、そうなの？〇〇は何の曲がすきなの？」

〇「んー…あの子コンプレックスかな」

…

…

…

〇「ほかにあんま知らないし」

え！！！！

どうやらその子はたまーに見る程度の「好き」だったようで、想定の熱量との差に僕は驚きました。

まじかぁ……。

勝手に想像してたこちらが悪いのですが、なんだかガッカリ。たとえるなら、テスト対策で勉強したところが出題されなかったときのような挫折感でした。

そこからというものの恋の炎は徐々に弱くなっていき、ついには連絡もとらなくなりました。
その一方で、徐々に炎の激しさが増していったものがあります。

それが「=LOVE」への愛です。
もともとオタク体質だったこともあり、一度リサーチしてからは毎日のように検索、検索、検索…。

YouTubeをみて。
ライブ映像を見て。
実際にライブにも参戦して。

そして僕はいつしか
勝手に落ち込んだ心の薬になってくれた
=LOVEに恋をしていました。

メンバーの顔を見るとたまに好きだったあの子の顔がフラッシュバックするという後遺症はありますが、=LOVEが好き。

きっかけが不純だな…とたまに苦しくなることもありますが、=LOVEが好き。

こんなにも十字架を背負った推し活は初めてです。

好きな人の好きなものを
好きになるのはこんなにも辛いんですね。