蒲公英 ネタバレ感想 1話2話
蒲公英(2004年)は百度百科によると、胡歌の初主演ドラマ。
トレーラーを見ると、かなり重要な且つ複雑な役どころのようです。
(トレーラーが著しくネタバレしてる気がする)
トレーラーには字幕がないので、リスニングはあまり役に立たず、映像を見る限りですが…
登場人物:
母 趙向晴
父 夏仲文
母方祖父母
父方祖父母
双子娘・姉 夏雪 xia xue シアシュエ
双子娘・妹 夏冰 xia bing シアビン
程灏 cheng hao チェンハオ(胡歌)
汪博深 wang bos hen ワン ボー シェン
他 割愛(笑
1話、2話 主に主人公の両親の話。
甘い青春時代から結婚、そして破綻の予感。
母(趙向晴)は台湾人、父(夏仲文)は香港人。主人公は双子の姉妹。(夏雪Xiaxuesシアシュエ と 夏冰xiabingシアビン)
ドラマ制作は雲南電視劇制作中心と上海影视有限公司
舞台は海外でも、制作はちゃっかり大陸。(撮影地は主に大連)
そして、台湾人と香港人の両親とも綺麗な普通话(共通語)。
2人ともひとりっ子なので、婚約の時点で激しくぶつかり合うお互いの両親。
これが、現代人かつ日本人の私にはムカムカが止められないくらいムカつく。
まず、趙向晴の父親が軍人の設定なので、義理の息子(夏仲文)にも命令口調で厳格、押し付けが激しい。
一方、香港人の夏仲文の両親も1人息子だから絶対嫁の家には取られたくない。夏姓を名乗るからにはうんぬんかんぬん。
どうも価値観が古いと思ったら、1980年代が舞台のようです。(2話で判明)
トレーラーでも分かりますが、これはもう前途多難で、そりゃ離婚するわ…って話。
夏仲文がプロポーズする時、結婚を承諾した趙向晴が出した条件が、結婚後に台湾に留まること。
そして、波乱含みのまま結婚、女の子双子を妊娠出産。
名付けにも文句を言う趙向晴の両親。(夏姓なのに雪と冰(=氷)なのは変だとか)ほっといて!
見ててこの両親が本当にうるさい。
これはもう離婚になるよね…
双子が7才の時、喧嘩が多くなる両親。
夫が何を言っても、自分は病弱だから両親の助けが必要、と言い張る趙向晴。しまいには両親と一緒に暮らしたい。はぁ?
双子だし、病弱で両親の助けが必要なのは分かる。
夏仲文は、自分と結婚したんだし、結婚したら台湾に残ると約束して、実行してる。趙向晴の父親の要望通りに天文学を捨てて、役所勤めもしてる。
軍人口調であれこれ口出ししてくるのも我慢してる。
だから、自分の事を考えて、譲歩して欲しい。結婚して家族になったんだから、妻の実家に振り回されたくない。
一緒に住むのは耐えられない!と訴えてるのに、まったく聞かない妻。
挙げ句の果てには、双子を連れて実家に帰る始末。
夏仲文は迎えに来ない。夫の本気を悟って家に帰る妻。この時はまだ多少愛情があったけど…
双子が9才の時。
一家で香港に行こうと夫は言うが、もちろん妻は承諾しない。
自分勝手でごめんなさいと言いながら・・・
妻は夫に貴方はどこに行っても楽しく暮らせないわよ、と言う。
その理由として、
夫がインドネシアに住んでいたころ、華人排斥運動(1965年から1966年)に遭い、
その後大陸に住んだものの、
そこでも文化大革命(1966年から1976年)に遭い、2度も屈辱的な体験をした。
そのため、この世を恨んでいる所があり、どこに行っても貴方の性格では楽しく暮らせないと言う…。
そこまで言う?もう離婚だよね。全然反省してないし。
離婚が決定的になる。
夏仲文は子供たちが趙向晴と台湾に残る事を承諾する。
両親の復縁を願う双子。
ジャンケンをして負けた方が父親に着いて行き、2人がそれぞれの親に復縁を迫るように計画する。
そして双子は離れ離れに。
この別れの時、夏雪は自分の子供なのに、もしかしたら永遠の別れになってしまうかもしれないのに、夏仲文は夏雪とハグも挨拶もせず去ってしまった。
何か腑に落ちない。娘だったら相当可愛いはずなのに、分かれるのは辛くないのかな?と思った。なんかヤバい人なのか?
香港の祖父母、特に祖母の性格が非常に悪い。
双子の妹 冰 は祖母の仕打ちが嫌だと 双子の姉 雪と母に打ち明ける。
祖父母の家は賃貸で、契約が切れるために引っ越しとなる。
祖母は「台湾に引っ越して、母と姉の側で暮らせる」と嘘をつく。
9才の子供にしかも孫にこんな酷い嘘をつくのは許せない!!
そして、台湾の祖父母はアメリカ旅行に行った帰りに香港に寄って冰を連れて帰るからと娘(趙向晴)と約束する。
なんかフラグぽい…と思ったら、案の定2話の途中、航空会社から真夜中に電話があり、驚いた趙向晴の顔、新聞の見出しで墜落事故が起きたことが判明。
一方、香港の夏仲文達は引っ越し。
引っ越しの直前、趙向晴に電話するが、航空機事故の件で家にはいない。
冰 は祖母に騙された事に気が付き、台北に帰りたいと騒ぎ立て、
さらに祖母に出て行けと言われる。
夏仲文は娘にこんな接し方はやめて欲しいと言うが、
夫が貴方を溺愛したから良くない、娘なんてもっと溺愛してしまうんだから、これくらいの方が良いんだと
訳の分からない理屈・・・
そこで抵抗しない夏仲文、お前もだらしないぞ?
一方、台北で葬儀を終えた趙向晴と雪。
趙向晴は一時期持病が悪化するが、のちに回復する。
香港に冰を連れ戻しに行くが、所在不明で帰国。
そうして心機一転、台東へ引っ越し。
雪が農園の息子、明メイに盗人呼ばわりされ、追いかけまわされる。
その父親 張 と知り合い、張はたぶん趙向晴を気に入って、
息子が悪いことしたから家に来て欲しいと誘う。
(80年代の台湾は景気が良くなり、政府が農民の土地を買い上げ、
開発を行った為に農民は金持ちになった・・・とのこと。)
この張の息子、明(メイ)と娘の好(ハオ)は 雪 の事が気に入らない。
実は泥棒扱いした時に、明は雪に「キスさせろ」と迫っていた。
好はその理由を、「美人なのを鼻にかけて、男性を誘惑してる」と評価する。
ちなみに、明14才、好12才、雪11才。
んー、中学生と小学生の会話じゃないな・・・
明も好も大分ヤバめな子供。
張は案の定シングルファーザー。
趙向晴は張と再婚してしまうのか?
再婚したら雪は連れ子に虐められてしまう気がするが・・・
張は良い人そうだけど、子供の嘘を見抜けない上に、
息子が悪い事しても通報しないで欲しいと言うのは、成金のヤバめな奴かも。
まじで何じゃこりゃの展開が凄すぎてなんとも言えない。
原作小説があるらしいんだけど、内容本当にこんな感じなのだろうか…
トレーラー見てると、胡歌は双子の姉妹が別々に育って、その両方共と恋に落ちる設定ぼい。
メガネに長めの髪の若い胡歌。
最初から難しめの役?…期待したいけど、話の内容は本当になんじゃこりゃなので、どう言う気持ちになるのか自分でも分からない…
続く